『大人のための怪奇掌篇』倉橋由美子
(宝島社文庫、短編小説集)
凝縮されたイメージ。
短篇集だが、面白いものとそうでないものがあるように思った。
「革命」「首の飛ぶ女」「鬼女の面」「オーグル
国渡航記」「イフリートの復讐」などは面白いと思った。
語彙力が凄い。2、3枚の短編の中でも辞書を引かなければ分からない言葉が何個も出てきた。
「まるで悪夢の連なりのような20篇」と文庫にはあります。
あらすじをひとつでも書いておきたいところですが、読んでから日にちが経っているのであまり覚えていません。今回は手抜きですが。点数はその時に感じたままをつけました。78点くらいでしょうか。