『三月の5日間』・・・・・岡田利規(戯曲)79点
これも岸田賞です。
賞をもらって評価されている作品に、あらためて私がまた点数をつけて何になるのでしょうか?
自分でやっておいて言うのもおかしいですけど、あまり意味がない行為かもしれないですね、とふと思いました。
すでに評価をうけている作品を、名も無き私がまた点数をつけても、その作品にプラスにはならないでしょうし。
だから、これは私の好き嫌いの話になると思います。好きな作品には高い点数をつけますし、あまり好きじゃないとか
プロの方が読めば意義深いと思われたことも私にはそれほど面白いと思えなかった場合には低い点数がつけられることになりますね。
さてさて、能書きはこのくらいにしまして、この作品のあらすじにいきますよ~!!
渋谷のライブハウスで出会った男女が、お互い名前も知らないまま、エッチを重ねます。
ちょうどその時、遠いイラクでは戦争がはじまっていて、名前も知らない男女は、自分たちの関係を5日間限定にすることにします。
5日間経てば、ラブホテルから出て、あとは死ぬまで会うこともない。そして、自分たちがエッチに没頭している間に戦争が終わっていればいいね、という話をします。
今の日本の若者を描いていると言われれば、確かにそうですね。
遠い国での戦争を尻目に、エッチに明け暮れています。