2013.11.05 初登校☆うつの始まり The lesson has started! | 日本のド田舎でにわかヴィーガン生活 -Vegan based diet in northern Japan-

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できる範囲でゆる~くヴィーガン生活している独身ミドサーOLです。


11月4日(月)はロシアが民族統一の日で祝日でした。


土曜日に迷子になったトラウマで出かける気分になれなかった私は、1日中引きこもっていました。


そして、11月5日(火)、ついにペテでの初登校!


何とか最寄りのメトロの駅までの道(徒歩5分ですが)を覚えた私は、駅で愛ちゃん先生と待ち合わせをして、学校まで連れていってもらいました。


nyanchucaのサンクト・ペテルブルク→青森定期便 Nyanchuca's daily report from Saint-Petersburg to Aomori
Чёрная речка(チョーるナヤ りぇーチカ)という駅です^^


nyanchucaのサンクト・ペテルブルク→青森定期便 Nyanchuca's daily report from Saint-Petersburg to Aomori
やっぱり朝は通勤ラッシュ!


ロシアのメトロのエスカレーターはとにかく長い・・・!
nyanchucaのサンクト・ペテルブルク→青森定期便 Nyanchuca's daily report from Saint-Petersburg to Aomori
私はモスクワに行ったことはありませんが、モスクワのメトロ駅のエスカレーターの長さも有名な話です。


下りはまだいいのですが、上りになると、なんだか頭がおかしくなりそうです。


あまりに長いので、上ってる最中にレーザーか何かを浴びていて、上りきってエスカレーターを降りるときには体に白とか銀のボディスーツを装着した宇宙人にでもなってるんじゃないかという気持ちになります。

(説明がヘタすぎますが、よくSF映画とかでクローン工場みたいなシーンあるじゃないですか・・・!
誰か私の言ってることを理解してくれる人はいるでしょうか・・・笑)



Чёрная речкаから地下鉄で10分程のГорьковская(ゴーりカフスカヤ)という駅で降りて、15分程歩いて大学に着きました。
nyanchucaのサンクト・ペテルブルク→青森定期便 Nyanchuca's daily report from Saint-Petersburg to Aomori

今回私が勉強させてもらっているのは、サンクト・ペテルブルク文化芸術大学です。


教室に着いたら、ひとりだけ男の子がいました。


彼はまだ全然ロシア語を話せず、英語で会話をしてみたら、私がペテに来た前日に到着したレバノン人だそうです。。。


そして、10時からのはずの授業が結果的に30分程遅れて始まったのですが、その理由は留学生コースの先生が、これまた何日か前に来たばかりのコートジボワール人の学生を寮に迎えに行っていたためらしいです。


というわけで、なんと、留学生コース(学部入学準備コース)は、レバノン人(♂)とコートジボワール人(♀)のたった3人・・・!ハバロフスク人文大学とはすごい違い・・・!


しかも、留学生コースは、基本的には 9月~6月までの10カ月で翌年の9月から学部入学するための基礎ロシア語力を身に付けるというコースなのですが(私は違いますが)、他のふたりのロシア語の状態はアルファベットを読めるか読めないかくらいでした。


そのため、本来であれば初級の教科書はすでに後半まで進んでいないといけない時期なので 先生がけっこう急いで進めるのですが、他のふたりはちんぷんかんぷん・・・


ちなみに、レバノンは公用語はアラビア語らしいですが、歴史的にフランスが統治していた時代もあったようで、彼はフランス語も英語もペラペラです(英語はフランス語なまりが強くてほとんど聞き取れないですが、、、まぁ私も発音に関してはあまり偉そうに言えないです)。


対して、コートジボワールはフランス語オンリー・・・!


わからなくてもフランス語で「わかりません!!!」を繰り返して、愚痴もフランス語。。。


授業では、先生が言ったロシア語を、①私がレバノン人に英語で通訳→②レバノン人がコートジボワール人にフランス語で通訳→③コートジボワール人「Oh! Oui!Oui! D'accord!(あぁ!はいはい!わかりました!)」と、3つの言語を駆使して伝言ゲームをしているかのようでした・・・笑


これはこれで楽しかったのですが、最初の1週間ずっと「Что это?(What is this?)」「Кто это?(Who is this?)」をやっていて、、、「これでは、ペテにいる時間がハバロフスクでやったことの復習で終わってしまうんでは・・・?」と不安になりました。


そして、愛ちゃん先生に相談し、料金は割高になりますが 個人レッスンに切り替えてもらう事にしました。


ところが、個人レッスンへの切り替えについて、学科長からOKをもらったものの、国際課でストップがかかりました。


招待状を出している時点で「学部入学準備コース」と記載されているので、このコースを個人レッスンに切り替えると滞在登録に相違が生じるため、法律違反になるというのです。


この時点で滞在登録の手続きをまだ終えていなかったので、原則的にはダメといわれているもののどうやったら合法的に招待状との相違を埋めて滞在登録をとれるかを国際課で調べるので時間が必要、と言われました。


このとき初めて、ロシアと日本って、本当に仲が悪い(悪いというか、まだ溝を埋めることができていない)んだな・・・!超 面倒・・・!と実感したのでした。


もちろん私は「やだやだー!個人レッスンじゃなきゃいやーーー!」と地団太を踏んで泣きわめいたわけではありません。


ペテでの時間を無駄にしたくなかったので個人レッスンに切り替えられるならそれは自分にとってベストだと思いましたが、もしそれが法律違反だと言われるなら どうしようもないので留学生コースに戻る覚悟はできていたのですが、「調べるので待っててください」と言われ、そんなこんなで最終的に結果が出るまで約2週間かかりました。実は日本に帰ろうかな・・・と考え始めていましたが。


しかも、「個人レッスンの先生が見つかりました」と連絡がありました。


「法律的には大丈夫なんですか?」と聞いたら「大丈夫らしいです」とあっさり言われたので、本当に問題があったのか?ただ先生が見つからなかっただけじゃないのか?と突っ込みたい気持ちでいっぱいですが、みなさんにご迷惑をかけたことに変わりはないので、とにかく「これで時間を無駄にしなくて済む・・・!」という「ホッとした」の一言です。


留学生コースの先生も本当に優しくていい先生だったし、教室は時々こんなに↓豪華!だったけど
nyanchucaのサンクト・ペテルブルク→青森定期便 Nyanchuca's daily report from Saint-Petersburg to Aomori
これからは自分のペースで新しい単語をどんどん吸収していけそうです。


とりあえず、個人レッスンへの切り替えが決定したことで、目の前が景色がパーッと明るくなったのでした。