11月３日（日）、ペテ到着３日目にして、早くも、大学の日本語の先生（ロシア人♀）が観光に誘ってくれました！
この先生、Любовь（ルボフィ）先生という若い女性ですが、Любовьとは日本語で「愛」です。
そのため、日本人には「愛ちゃん」と呼ばれたりしているそう＾＾
日本で手続きをしている段階で、「大学にはとっても日本語を上手に話される先生がいるらしい」と聞いてはいたのですが。
日本語が上手とか、そんなレベルではなく・・・
通訳さんでした・・・！ｱﾜ((ﾟﾟддﾟﾟ ))ﾜ
そんな愛ちゃん先生が この日連れていってくれたのは、エカテリーナ宮殿！
サンクトペテルブルクの名所の一つとして、よくこの名前を聞きますよね。
エカテリーナ宮殿は、ピョートル大帝の后でもあったエカテリーナが、夏の避暑用の離宮として作らせたものだそうです。
その後、持ち主が変わるにつれて、その持ち主の趣向に合わせて何度か増改築がされていて、最終的に現在の建物になったのは１７５６年とのこと。
１７９１年に、大黒屋光太夫という日本人（漂流民だったらしい）が、帰国を請うため、この宮殿でエカテリーナ二世に謁見したのは、有名な話です（といっても私はガイドブックで知ったのですが＾＾；）。
入り口↓ すごい行列だったのですが、愛ちゃん先生の顔パスで、すぐ入れてもらえました。笑
入り口入ってすぐのホールも豪華です
世界遺産の一つなので、床を傷つけないように、シューズカバーを装着します
田中くん、足モデルありがとう！笑
チケットチェックを済ませ、階段を昇ると、踊り場に なんだか 時計のような そうでないような物体が↓
何だと思いますか？＾＾
実は、気候計（という名前があるのかどうかわかりませんがそんなかんじのもの）だそうです。
針が差しているのはПЕРЕМЕННО（変わりやすい天気）で、愛ちゃん先生の話によると、サンクトペテルブルクはフィンランド湾からの風等の影響で、短時間で変わりやすいので、だいたいいつも針がここにあるとか＾＾
何百年前のものが、いまでも現役で動いているなんて、すごい！
階段を昇り切ると、こんな景色でした・・・！豪華・・・！！！
大広間も豪華！
天井もすごい！
離宮として活躍していた時代には、ダンスホールとして使われることもあり、貴族たちが夕方から朝まで何度も衣装替えをして踊り明かしたそうです・・・！
食堂！
なんと、このケーキは、わざわざ著名な建築家にデザインさせたそうです。
天井画
こちらは画廊の間です
一番有名な（らしい）琥珀の間は撮影禁止でしたが、まぁ、琥珀の間でした＾＾
すみません、私には琥珀の素晴らしさはわかりませんでした・・・
ちなみに、ガイドブックによると、ロシアでは琥珀は「自然の涙」といわれ、身に付けていると涙を流さずにすむ、幸せを呼ぶものとされているそうです。本当かな？
このように、２時間くらいかけて館内を周りましたが、実は何が素晴らしいかと言われると、さっぱり説明できず、ただただ「荘厳・・・！」としかいえません。
でも、愛ちゃん先生が歴史から何から全てを説明してくれたので、本当に楽しかったです！
外にはリスが何匹かいました＾＾ 普段から観光客にエサをもらっているからか、人慣れしています☆
さすがは、世界遺産だなぁ・・・なんだかよくわからないけど、すごかった・・・！！！
エカテリーナ宮殿、さようならーーー