知ってる方も多いと思いますが、
メイちゃんは、多頭飼い崩壊の現場からやってきた猫だ。
まんぞくにご飯も与えてもらえない環境で育ったメイちゃんは、歯が少ない。
育ち盛りに栄養を与えられなかった…
この事実が、いつもメイちゃんを苦しめている。
我が家に来てから食べるものに不自由はないけれど、今さら歯を増やせるワケではない。
いかに今ある歯を大切にするか…、なんだけど、これがなかなか難しい。
小さい頃に不完全だったお口の中は、大人になっても不完全なのだ。
メイちゃんは歯茎も弱い。
歯槽膿漏みたいなものかな。
我が家にきて一年たったころだったか、偶然撮れたメイちゃんのお口の中の写真で
歯茎が真っ赤で、変なところから歯がはえてるのをみて、あわてて病院へかけこんだ。
その時がはじめてのプチ手術となった。 いわゆる抜歯。
単なる抜歯だけど、麻酔をかけるわけだし、やっぱりかわいそう…。
それからもやっぱり歯は増えるハズもなく、なんと去年11月には犬歯が抜けた。
ワタシは長い間猫と暮らして、それも２０歳超えの老猫をみてきたが、
犬歯が抜ける…というのは始めてで、ビックリした。
犬歯抜けるって…
まだ若いのに…
やっぱり成長期の栄養って大切だ、と改めて実感した。
それからまだ数ヶ月。
またもやメイちゃんのお口の調子が悪くなったみたいだ。
参考までに、兆候を。
・異常にペロペロする。 ペロペロというより、「ンチャンチャ」という表現のほうがいいかも。
下の写真のように。
・食欲が落ちる。 食べてもこぼす。
・ヨダレが増える。
そして、これが一番分かりやすい。
お口の臭いがくさくなる。
ワタシはいつもメイちゃんのお口の臭いをかいで、判断しています。
明らかに臭いが変わってきたので、病院へ行きました。
やっぱりお口の診察は難しく、軽く麻酔をかけての診察となりました。
結果、口内炎。 歯が舌にあたってそこが潰瘍に。
その場でプチ手術。
もちろん抜歯と歯石除去。 注射もうってもらいました。
なぜにメイちゃんにこんな試練を与えるのでしょう。
こんないい子なのに…。
月曜日にプチ手術をして、まだ食欲はもどってません。
でも、臭いはなくなったので、調子は戻っていると思います。
肩にのってのスキンシップも絶好調です。
あとは、食欲が戻ってくれるのを祈ります。
みなさまのニャンも気をつけてあげてくださいね。