追記:「ビートルズ・ゴー・バロック」
ブログ中に出てくる話題の演奏会のチラシが大切に保存してありました。【画像】
1998年とあります。実に25年四半世紀も前のことなんですね
「演奏会一緒に聞きに行きませんか?」
以前の教室で一緒に習っていた生徒さんに誘われて、一も二もなく
「行きます」
と、ご一緒させて頂きました。
場所は隣町。
この予定が入るなり、私は「JRで行こう」
と、心に決めて居ました。
理由は「JRに乗る事がない」から。
仕事で出張に行った先では私鉄だろうと、地下鉄だろうと、JRだろうと乗り継いでちゃんと行って帰ってくるのですが、地元では車での移動が殆どでバスやJRに乗る機会がありません。
JRに乗れる、ってだけで子ども並に興奮だったのですが、乗り方がワカラナイ
どこ見て金額分かるの
ってところから始めて、まぁなんとか乗りました
まぁ、快速ってやっぱり早いわねぇー
妙なことに感心しながらこの春開業の「エスコンフィールド(日本ハム球場)」を車窓に眺められます。
札幌駅からこのエスコンフィールドのある北広島まで「JRで20分」と盛んに言われてますが、片道550円。
安くは無いです。
舞台から4、5列目くらいに座って開演を待つ間、ひとしきり「オバサントーク」に浸りました。
町内の排雪が間に合ってない、市の広報誌配布するのって重いよね、去年の雪はスゴかった、そういえば昔あの辺りに消防署があったハズ、等々…。
こういうオバサントークって本人たちは楽しんでいるんですよね、周りの人には迷惑でしょうが
私たちの更に前に中学生くらいの男の子が2人、開演前に入ってきて演奏が始まるとお昼寝をし始めました。
演奏会も楽しみ方はそれぞれです。
プログラムは第一部、第二部は休憩無しでバッハ、歌謡曲、ビートルズ…と目一杯。
誰でも聴いて楽しめる趣向が凝らされています。
ビートルズの弦楽には個人的にかなりの思い入れがあって、どんな演奏がされるのか物凄く楽しみにしていました。
長年、ボンヤリ憧れていたバイオリン🎻を「始めよう」
と決意したのはプロの演奏するビートルズを聞いた時でした。
ビートルズ・ゴー・バロック
確か、そんな名前の演奏会でした。
ビートルズの名曲をバロック風にアレンジしたもので弦楽の音で聴いたビートルズの曲の感動は今でも忘れられません。
さて、こちらの演奏ですが「ビートルズ・メドレー」で名曲の美味しいところばかりを繋いであります。
まったく個人の好みの問題かも知れませんが、もう少しテンポを落としてゆったり聴かせても良いんじゃないかな?と思いました。
極、極、極稀に舞台で演奏する側になる幽霊団員を名乗る身として、少なーい経験上で思ったのは舞台に上がるとそれだけでテンション上がってテンポも走ってしまうっていうのはありがちでなんですよねぇ。
最後にアンコールとしてイルビスの「The Fox」
キツネダンスの曲、と言ったら分かりやすいかもですね
そもそも、この曲って全部聞いたことあります
テレビで全曲流れたのはイルビス(ノルウェーの兄弟デュオ)が来日して、札幌ドームで歌った時と、NHKの「うたコン」の2回のみ。
Mステにも出てましたが相当なカットが入ってました。
実はうちの夫がキツネダンスにドはまりしまして…
相当な回数聞いているハズなんですが、演奏会では聞いてる途中何度か「迷子」になりましたー。
このエキセントリックな曲を弦楽にするってのは相当な賭けです。
挑戦に価値ありということですね。
あれは曲と言うよりファイターズガールのダンス人気先行のモノなのかもしれませんね。
ファイターズガールも年末の紅白にまで出演して、ドンドン綺麗に華やいでいますしね。
座席側から見ていて思ったのは
各パート2、3人が正確に弾けると演奏は成り立つんですよね。
うちの合奏団の先生が
「弾けないところは弾ける人に弾かせときゃ良いんです」
とよくおっしゃるんですが、本当にその通りです。
昨年のうちの団の定期演奏会で、ディッターズドルフの曲をやったのですが、先生自身がコントラバスのデュオを弾くという事で指揮者不在になってしまうので助っ人投入
札幌交響楽団の現役バイオリニストに応援を頼みました。(ズルじゃないよーーー)
仕事の都合で演奏会に参加出来なかったは残念無念でした
楽しみにしていたのにな、ディッターズドルフ。
さて、今年はどんな音楽体験が待っているんでしょ
では、では。