ダウンタウン政権の終焉と国宝ブームについて | アダルトチルドレンがで半年で5人結婚したビリーフチェンジセラピー/松本典子(まつこ)/星読み/タロット

アダルトチルドレンがで半年で5人結婚したビリーフチェンジセラピー/松本典子(まつこ)/星読み/タロット

大阪、南森町で占いと
心理セラピーをしています。
半年で5人のクライアントさんが結婚しました。

心理セラピーを使った
催眠恋愛術講座を開催中

三国丘高校
大阪市立大学(現大阪公立大学)卒
 

私がダウンタウンを好きになれない理由

 

私は、いわゆる「ダウンタウンど真ん中世代」なのに、
なぜかダウンタウンが好きじゃない。

 

みんなが『4時ですよ〜だ』を見て盛り上がっていた頃、

私は『ケイシュウ5』を見ていたタイプの人間だ。


なんでみんなが好きなものが好きじゃないんやろう?
 

「ただのひねくれ者なのかな?」
「みんなが好きなものを嫌いなだけかな?」と思っていた。

 

でもあるとき気づいた!
 

ダウンタウンの笑いって、
基本的に“がんばってる人をバカにする”構造が多い
ということに。


アイツ痛いな~


冷笑主義

 

だからきっと、
彼らの笑いは「ど真ん中で成功している人」じゃなくて、
「そこからあぶれている人」に刺さるんだと思う。

 

努力して熱くなる!ってことに
乗れなかった人を救う場でもあったのかもしれない。

 

 

 

でも——今、『国宝』が大ヒットしている。

image

 

あの作品は、
とにかく全力でがんばっている人を描いている。


 

それを見ていると、
「長らく続くダウンタウン政権のもとで、
“がんばる=カッコ悪い”とされる空気に
浸っている場合じゃないんじゃない?」と
思えてくる。

 

 

やっぱり、熱くなるって素晴らしいじゃないか!

自分にも歌舞伎のように人生をかけれるものが欲しい!
 

 

別に私がダウンタウンを好きじゃないのは好みの問題だ。

 

 

でも、その“冷笑主義”がメインカルチャーになってしまったことで、
心のどこかで本気を出しにくくなっている人は多い気がする。

 

『国宝』ブームは、
そんな空気へのカウンターカルチャーなのかもしれない。

 

「もっと熱くなれるものがほしい」という願いの現れ。

ダウンタウンという“冷笑文化”がメインになった時代に、

あえて熱く生きる方へ振れる——それもまた、
ひとつのカウンターなんじゃないかな。