Windows 10 向けの Copilot in Windows (プレビュー版)の展開が拡大 | 特選街情報 NX-Station Blog

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Microsoft Windows 10 向けの Copilot in Windows (プレビュー版)の展開が拡大されています。Windows Updateの適用に含まれる形で昨年末以降Windows 10のデバイスにも段階的に展開されています。組織によって管理されていないWindows 10 HomeとProが対象です。5月にはほぼ対象デバイスに展開が終わるといった話を聞いたのでまだ見ていない人も近いうちに目にすると思います。

 

Copilot in Windows (プレビュー版)の展開が行われると画面右下のタスクバーにCopilot (プレビュー)のアイコン表示が出現します。これをクリックして起動するか、Windowsキーと「C」キーを押して呼び出すとタイトルにはCopilot (プレビュー)と表示されていました。

Copilot (プレビュー)

 

 

[設定] - [更新とセキュリティ] - [Windows Update] の [利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]をオフにしていた端末においてもCopilot in Windows (プレビュー版)が有効化されて、右下に「Copilot(プレビュー)」が表示されました。ちなみに昨年11月にWindows 10 向けの Copilotの展開が発表されたときにはこの設定をオンにすれば早く体験できると案内されていました。今もWindows10を使用している人の多くに言えると私は考えるのですが、PCやOSに思考時間をとられるのを回避したい人、変化を避けたい人もいるのでWindows Updateをアプリ・サービスの新体験、販促ツールとして使うのは避けられるようにしてもらいたいと思います。

 

 

Copilot (プレビュー)

 

上記のCopilotのアイコン表示が不要である場合にはタスクバーを右クリックして「Copilot (プレビュー)の表示 ボタン」のチェックを外します。Copilotアイコンの表示をオフにしてもWindowsキーと「C」キーの同時押しでCopilotの呼び出しは可能です。

 

Windows 10については22H2で機能追加を停止するという方針が発表されていたのにもかかわらず積極的な展開を見るとマイクロソフトのCopilotの利用体験を増やしていこうという前のめりの感じを強く受けますね。生成AIを使わせることで人々の習慣を変えてさらなる成長、将来の収益源に成長させていこうという狙いが透けて見えてきます。

 

Copilot in WindowsではWindowsの設定の変更を実行できるようになることからPCに詳しくない人がCopilotの活用法の習得の過程で誤ってWindowsの設定をしてしまう恐れが出てきました。サイバー攻撃者など悪意のある輩がサンプルのプロンプトとしてセキュリティを弱めるような設定をさせたり、情報漏洩につながるタスクを実行してしまうかもしれません。

 

 

■関連リンク

Windows 10で Windows (プレビュー) で Copilot を取得する方法 [Microsoftサポート]

Windows の Copilot へようこそ [Microsoftサポート]

Copilot が Windows 10 に登場 [Windows Blog]

Windows 10で価値を最大化する方法 [Microsoftサポート]

Windows で Copilot を管理する [Microsoft Learn]

Windows の Copilot は、Windows デスクトップから直接、ユーザーに一元的な生成 AI 支援を提供します。 Windows の Copilot は、Windows デスクトップにドッキングされたサイド バーとして表示され、ユーザーが Windows で作業を行うのに役立つよう設計されています。 Windows の Copilot は、Windows の設定の変更など、Windows で一般的なタスクを実行できます。これにより、Edge のブラウザー ベースの Copilot とは異なります。

 

 

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