Switchbot hub2は理想のスマートリモコンだ | 特選街情報 NX-Station Blog

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SwitchBot (スイッチボット) はイノベーションとテクノロジーで、スマホ操作やAI音声認識スピーカーと連携したスマートホーム、スマート家電化することを目指しているメーカーです。カラーLED電球を愛用していて、アプリのバージョンアップの速さ、旺盛な新製品開発を目のあたりにして、私が今最も期待をしているメーカーの一つです。

 

まずはこの春発売されたSwitchbot hub2についての概要です。

 

Switchbot hub2

Switchbot hub2

 

・WiFi + Bluetoothに対応したワイヤレススマートリモコン

・SwitchBotシリーズ、Matter認証、HomeKitに対応スマートホームハブ

・デジタル表示+スマホに連動できるスマート温度計・湿度計

・Switchbotアプリでプログラムできるスマートボタン (ワンタッチ ON、OFFボタン)

製品ページ:Switchbot hub2

 

Switchbot hub2 スマートホーム

Switchbotシリーズの家電アイテムはもちろん、ほかのメーカーの赤外線リモコン対応機器の多くを操作できます。

Matter認証、HomeKitに対応している機器の制御が可能になるのでAmazon Alexa、Google Home、Apple Watch、iPhoneなどから音声やタッチで操作できるようになっています。

 

 

Switchbot hub2の内容・付属品

Switchbot ハブ2の箱と中身です。付属のACアダプターとUSB-Cケーブルを接続すると電源オンになります。

 

Switchbot hub2

湿度、温度、offボタン、onボタンの部分が白色LEDが点灯します。センサーの粒度としては温度は0.1℃、温度は1%単位です。温度はSwitchbotアプリで0.1℃までチェックできます。

 

Switchbot hub2セットアップは、Switchbotアプリを開いて、デバイスを追加します。

 

ホームの画面の右上の+(丸プラス)をタップしてメッセージに従って進めていきます。

 

 

Switchbot hub2 アプリとペアリング

スイッチボットハブ2本体のoffとonのボタンを同時に押して、Switchbotアプリに新しいデバイスとして追加します。

 

 

Switchbot hub2は2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応であることやBLE-MAC、WIFI-MACのアドレスが表示されるので接続先が正しいか確認できるようになっています。

 

 

Wi-Fiパスワードが通るとインターネットへの接続が可能になります。ハブ2のネーミングの設定の後、成功の表示の「今すぐ使う」を押して、後続の設定をしていきます。

 

さっそく、ルーム1にハブ2が追加されていることが分かります。温度23.1℃、湿度35%と最新の計測値が表示されていました。このハブ2をタップして赤外線リモコンの追加とハブ2本体のon/offタッチボタンのアクションを設定します。

 

リモコンを追加する家電については実物のリモコンがあれば自動で学習できます。念のためメーカー、型番も確認しておきます。なお、自動学習、手動学習ともにできなかった時には実物のリモコンのボタンを一つずつ学習させることになります。

 

 

私が初めに追加するのはエアコンです。

「自動学習」「リモコン手動学習」「リモコンのボタン学習」の3つの方法でアプリにリモコンのボタンを覚えさせられます。リモコンの電源ボタンを押して自動学習させることができました。hub2の赤外線受光部がパターンを検知して対象機種を特定する仕組みです。

 

レビューなので手動学習も試してみます。「リモコンのボタン学習」はマイナーメーカーの扇風機で試すのでここでは行いません。

 

手動学習ではまずメーカー名を検索もしくはリストから選択します。続いてシリーズ・型番を選択します。

 

型番を選択後に動作テストをします。ONボタンを押してエアコンが作動すればOKです。無事に動き出したら保存を押します。

エアコンに名前を付け、設置場所をリストから選び、保存します。

これで、ON(運転)以外の温度+/温度-、冷房、自動、風向などのボタンも使えるようになります。

 

 

長くなってきたので扇風機の「リモコンのボタン学習」については別の記事でアップします。

 

 

実機で成功したので赤外線リモコン付きの家電なら他社製品でもSwitchbot hub2でスマート家電化できる可能性が高いことが分かりました。その点で家電を買い替えすることなくスマートホーム化できるので理想のスマートリモコンです。日本の家電メーカー各社は自社アプリのみ対応の製品が多くて操作しにくかったのですが、Switchbot hub2にまとめられるのでよいと思います。総合家電メーカー全盛期であれば贔屓にしているメーカー1社に統一できたのですが近年は無理なので、Switchbotのようなマルチベンダー対応のスマートホームハブ・リモコンを介して制御することで私はやりたいことが実現できると考えています。

 

Switchbot hub2を使ってみてとても良かった点を書きます。

 

良かった点

・スマホから家電を操作できた

・外出先から部屋の温湿度をチェックできるようになった

・外出先から帰宅前にエアコンを入れることができるようになった

・マイナーメーカーの扇風機の赤外線リモコンもhub2に学習できてスマホからも操作できるようになった

・照度計も内蔵されているので暗くなったら照明を自動でON、明るくなったらOFFできるようになった

 

 

使えるか気になっていた疑問も解消

・LED表示を消したり、明るさを調整できるか?

→アプリで設定できました。

 

・対応リモコン以外も学習できると書かれていたけれど、本当に学習できるのか?

→手持ちの扇風機はリストになく選択や自動学習はできなかったけれど手動でそれぞれのボタンを押してhub2へ送信して学習できた

 

・シーリングライト、エアコン、扇風機は各方向に設置されているけど操作できる?

→操作できました。

 

・別の部屋のSwitchbot LED電球も操作できる?

→Switchbotアプリで操作することができました。オートメーションのアクションにも設定してSwitchbotアプリでほかの操作と一括できます。外出時に家電をまとめてOFF、帰宅時に家電をまとめてONということができます。

 

 

Switchbot hub2概要

製品名称 :スイッチボット ハブ2
製品型番 :W3202100
製品サイズ:80 x 70 x 23 mm; 本体63g
カラー  :ホワイト
商品内容 :ハブ2本体、ACアダプター、USB-C ケーブル、温湿度ケーブル、取扱説明書、ユーザーガイド、両面テープ
製品保証 :保証期間は購入日より1年間

 

電源   :100V ACアダプター付属、定格出力 5V、2A

通信方式 :802.11 b/g/n、2.4GHz、Bluetooth Low Energy

※SwitchbotアプリはiOS 11.0以降、Android5.0以降に対応

※USB-C ケーブルは約2m、片端から約10cmの位置に温湿度センサーが接合済

 

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Switchbotシリーズ

 

製品付属のユーザーマニュアルSwitchBot Hub 2-User Manual-JP-2303をアマゾンの商品ページ「商品ガイドとドキュメント」で参照できます。