仕事術 道具をいつでも使えるように整備しておく | 特選街情報 NX-Station Blog

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本日の仕事術は 道具をいつでも使えるように整備しておく です。

知らないうちに使えなくなってしまっていることが多い仕事関係の道具、大丈夫でしょうか? 事故や機会損失につながることがあるため定期点検、始業前の点検、使用中の異常への気付きが特に大切です。



重機や自動車のような運転するもの、機械設備として稼働するもの、いずれにしても故障して使えなくなると事業への影響が出ます。昨日まで正常に使えていても今日使えなくなっていたというときに、昨日より前に違和感を感じることができたかが点検・整備のポイントです。正常状態をきちんと把握して、異常検知できるか、検知した異常に対して正しく対処ができるかがそれぞれ難しいです。

東京都交通局 日暮里・舎人ライナーの2023年4月10日から4日連続で一時運転見合わせのトラブルのような事例では、故障の修理をきちんとできなかったことが連続しました。今まで整備を個人の技術と経験に頼っていて、技術を継承できずにいたのではないかと想像させるものがありました。

今正常に使えている道具、稼働している設備はそのまま正常に使い続けられると思い込みがちです。短期的には分からないなら下手にいじらないほうがよいこともありますが、長期的には劣化して故障します。自分の仕事の道具は自己でメンテナンスできるように点検・整備のスキルを習得します。そして2つのタイミングで点検・整備を行います。

一つ目は始業前点検のような簡易的だが異常を見つけられる繰り返し行う点検・整備、二つ目は一定の年数や稼働時間が経過した時に行う重点的な点検・整備のことです。後者においては消耗部品を交換したり、完全に新しい設備に入れ替えます。経費節減のために点検・整備の回数を減らしたり、交換せずに使い続けたりすることはないでしょうか? 必要なときに使えない、事故につながるので過剰な経費節減は問題です。

 

 

正常性バイアス:自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。

 

茹でガエル症候群:問題がある状況下において、何も行動を起こさず、徐々に深刻さが増して最終的に破滅的な事態に達すること。

 

以上、仕事術 道具をいつでも使えるように整備しておく でした。

 

 

 

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