サンワサプライのマウス400-MA109BKの分解 | 特選街情報 NX-Station Blog

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今日はサンワサプライのマウス400-MA109BKを分解した時の記録です。
400-MA109の商品概要を簡単に書いておきます。サイズはマウスが約W60×D105×H40mmでレシーバーが約W14.8×D19×H6.5mm、重量はマウスが約62gでレシーバーが約2gです。サンワサプライ社内テスト値として1日8時間パソコンを使用中にマウス操作を25%程度行う場合に連続作動時間約110時間、使用可能日数 約1か月と説明にありました。
 

現在は廃止完売、サンワダイレクト販売価格:¥1,980(税込)だったものを2021年のアウトレットセール時に\990で購入したものです。使用期間は約2年、感覚的には総充電回数は100回未満だったと思います。先日バッテリー充電できなくなり、使用不能になりました。末期症状はカーソルの動きが引っかかるようになり、電池切れになり、USB充電しても短時間で充電中を示すオレンジ色のLEDが消えてしまいました。その後は電源を入れても秒速でセンサーの青色LEDが消えて、電池切れを示すインジケーターの赤色LEDが点灯するという状態でした。
充電時間が短くなり充電できないのはバッテリーの劣化典型的な症状です。

 

サンワサプライのマウス400-MA109BKの分解

 

まだクリックボタンやホイールスクロール、外装もくたびれてはいないのでバッテリーパックを交換できれば使えそうです。400-MA109BKの分解では裏面の下部にある隠しネジ1本を外して、咬み合わせてあるマウスの外装を外しました。

 

サンワサプライのマウス400-MA109BKの分解

 

リチウムイオンポリマーバッテリーには黒いウレタンシートが巻かれていたので剥がすと「 TW-PL 802036 3.7V 500mAh 20200612X 」の印字がありました。新品状態のバッテリーよりも相当膨らんでいて劣化が進んでいました。

バッテリー 802036 3.7V 500mAh

同型のバッテリーはワイヤレスヘッドフォンや電子工作用として販売されていたことがあるようですが現在は販売されていないようです。2ピンのJSTコネクタケーブル付きの互換性のありそうな電圧3.7VのバッテリーをAmazonやAliExpressで探しましたがマウス本体の購入価格を余裕で越えてしまうので断念しました。

 

マウス購入時に乾電池(単3あるいは単4電池式)のマウスとバッテリー内蔵のマウスのどちらが良いか判断に迷うことがあります。バッテリー内蔵のマウスはバッテリーがヘタると使えないので高級モデルを買うときは電池式のほうがよいかもしれません。

 

Liバッテリーの方が高出力なために小型・軽量化できるので長時間使用する場合には手の疲労軽減によいと思います。しかし、電池容量や繰り返し充電の性能的にはPanasonic エネループ 単3型(スタンダードモデル)が 1,900mAh、約2,100回なので総コストが安く、長く使えると思います。

 

 

■製品情報
ワイヤレスマウス(充電式・静音・ブルーLED光学式・5ボタン)
型番:400-MA109BK 販売価格:2,759円(税抜)
商品ページ:https://direct.sanwa.co.jp/ItemAttr/400-MA109

 

サンワダイレクト