Roomba Combo j7+ デモ実演に基づく製品レビュー | 特選街情報 NX-Station Blog

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水拭きも一度にできる新しいルンバ Roomba Combo j7+ の新製品発表会でデモ実演を見て、実機の体験をすることができましたので早速製品レビューをアップします。アイロボットのロボット掃除機はゴミを吸引するルンバ、拭き掃除をするブラーバの2つの製品体系に分かれていました。それぞれ単独での動作に加えて、ルンバの後にブラーバが動作するように連携させるという使い方でした。家の中に2台を置くことによるスペースとロボットの稼働時間の問題がありました。他社のような複合型のロボット掃除機は出さないの?という疑問へのアイロボットの答えがルンバコンボj7+です。

 

 

上の写真の左から、モップパッドを上げようとしているところ、上げたところ、本体天面と一体になったところです。

Roomba Combo j7+はダスト容器と一体化した給水タンクとモップパッドによる水拭きを可動式のアームによって制御し、床では吸引+水拭き、カーペットでは吸引のみという動作を自動で行います。床の水拭きではモップパッドをアームが圧力をかけて水拭きするので従来のような撫でるような拭き方からしっかりと拭くように進化していました。

 

 

 

クリーンベースはお掃除後のルンバからのごみの排出と充電を行います。ごみの排出時の音はやや大きめですが短時間で終わるので日中にお掃除予約しておけば許容できるレベルです。音声アシスタント対応で本体のボタンやアプリを操作しなくても掃除を行えます。

 

クリーンベースを出発したRoomba Combo j7+は床の掃除を吸引と水拭き同時に行いながら進んでいきます。カーペットの際まで水拭きし、それからは吸引のみにモップパッドを完全に天面にリフトアップするのでカーペットを濡らすことはありませんでした。

 

 

iRobot Homeアプリで、部屋やエリアごとに掃除機がけと水拭きの設定も細かくできるようになっていますので和室の畳など水拭きを禁止することも容易です。

 

iRobot OSの主な操作機能(モデルにより機能は異なります)
・家具や障害物周りのピンポイント清掃/清掃禁止設定 ・家を離れると自動で清掃開始
・コードやペットの排泄物など障害物を認識して回避  ・チャイルド&ペットロック
・掃除する部屋と、部屋ごとの清掃モードを自由に選択 ・清掃履歴を報告するClean Mapレポート
・部屋間の移動時に清掃を止めるクワイエット走行   ・スケジュール時間に自動で清掃開始
・花粉やペットの換毛期など季節の清掃提案      ・音声アシスタント対応

 

 

Roomba Combo j7+の前面カメラ

Roomba Combo j7+の全面カメラはLEDライト付きでしっかりと部屋の位置や障害物をリアルタイムに識別して回避します。

 

 

Roomba j7+と同等のエッジブラシ、デュアルアクションブラシです。緑色になっている部分がメンテナンス時に取外し操作をする部分です。以前のルンバと構造は引き継がれていて新機能がうまく追加されているように感じました。

 

 

 

四角のブラーバのモップパッドは長方形でしたが、ルンバのモップパッドは弧を描くようになっていて少ないアームの上げ下げ動作で済むように工夫されています。ルンバのモップパッドは水拭き用で繰り返し洗って使えるタイプです。ホコリを取るための乾拭きはルンバのブラシでおこなうので乾拭き用パッドはないとのことです。

 

モップパッドは標準で2枚添付されていてアームを上げた状態で簡単に取り外せるようになっているので、使用後に洗って乾燥、予備と交換のローテーションで利用できます。モップパッドは消耗品として別売りも行われます。

ダスト容器に一体となった給水タンクは目視でも水量が確認できます。水のみ、あるいはブラーバ用の洗剤に対応しているとのことです。

 

デモ実演の名物のルンバの動作中の裏側が見えるブースで水拭きの様子をしっかりと見てきました。拭き後に水が残ることはほとんどなくわずかに写真の右側に見える薄いライン程度でした。良い雑巾がけを再現できているように思いました。

 

部屋を模したブースでは、テーブルやイス、ソファー、カーペットやクリスマスツリーのある中をルンバがお掃除する様子を見ることができました。

 

 

テーブルやイスの足には優しく触れる程度で近づいてしっかりとお掃除していました。古いのルンバだとアグレッシブにぶつかっていましたがそういった荒ぶる様子はなかったので安心です。直線的なパターンで几帳面に掃除するようになったので見ていて安心感がありました。

 

 

カーペットの際のところもカーペットに乗り上げることなく、床のみをしっかりと水拭きしていました。

カーペットの掃除に取り掛かるときには自動でモップパッドをリフトアップしてブラシの吸引のみになっていました。

 

 

古い世代のルンバではルートがランダムな挙動でクリスマスツリーや箱のようなものにもぶつかって隅に押しのけていましたが進化したカメラとAIで上手に回避できていました。

 

特に1Rや1Kといった限られた住環境に導入するロボット掃除機として水拭きもできるようになったルンバはベストチョイスです。これからの新生活に便利な相棒です。

 

 

 

■製品概要 
製品名    掃除機&床拭きロボット ルンバ コンボ j7+
アイロボット公式オンラインストア価格    159,800円(税込)
主な付属品    クリーンベース、クリーンベース用電源コード、交換用紙パック(1個)、交換用フィルター(1個)
交換用エッジクリーニングブラシ(1個)、マイクロファイバーモップパッド(2枚)、床用洗剤(4回分)
発売日    2022年11月11日(金)
製品URL    https://www.irobot-jp.com/roombacombo/

 

 

 

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