仕事術 すぐやる仕事とじっくりやる仕事 | 特選街情報 NX-Station Blog

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 本日の仕事術は すぐやる仕事とじっくりやる仕事 をお届けします。

 

 手がければすぐに終わる仕事を先延ばしして、忘れてしまって怒られたり、まだかと催促されたりするのはダメなことが分かります。オンラインの打ち合わせのアポイントの返事をしないのも困りものです。

 

ビデオ会議のイラスト

 

 どれくらい時間をかければよいのか分かりにくい仕事もあります。例えば、調査や企画の類です。こうした仕事はじっくりやる仕事と決め付けて締め切りまで抱えてはいけません。すぐにやるべき仕事とじっくりやる仕事に分解します。概要や目次作りをした後で内容の粒度、成果物の形を承認者と整合します。そして次のレビューや完成までのスケジュールを決めていきます。そうすると、後からそれは違うと言われてやり直したり、違うと言われたことに反論して揉めたりすることが無くなります。すぐに取り組んでいるので積極性も評価されますし、難しい仕事に粘り強く対応できることを示すことにつながります。お互いに掛けた時間が長ければ無駄にできないので成果として評価されるのです。

 マニュアル化された定型の作業は完璧にできるので、新人に想像力が必要で非定型的な仕事を任せると起きるのですがこうした調査や企画をいきなり自分で抱え込んでしまう人が多くなっています。まずすぐにやらなければいけない仕事は、レギュレーションの確認です。満たさなければならない条件についての決まりを理解したうえで着手します。期限まで表現を工夫し、内容を充実されるのはじっくりやる仕事です。

 先日、小学生の親の方で夏休みの宿題の紙のサイズが大きすぎて持ち帰らせられたという話がTwitterで話題になっていましたが提出する形式についての確認が漏れていています。私が想像するだけでも普段学習で使用しているノートなのか、PCの電子データなのか、A/Bサイズ用紙、ポスター用紙、模造紙などいろいろあります。立体物、現物の提出もあり得ます。コンテスト形式で優秀な宿題を学校の展示スペースに掲出するなら適した形があるのが想像できます。今回のことで小学生のうちに宿題の提出形式に適合していることを学べたのであれば貴重な体験になったと思います。来年以降は形式の確認をするようになるでしょうから、一生モノの学習体験です。

 

 ビジネスでは取引条件をきちんと守ることがとても重要です。品質や納期といった条件を満たして、利益を上げていかなければなりません。ちなみに時間が掛かっても仕方がないと考えられている難しそうな仕事を早く終わらせても評価は上がりません。疑い深い相手であれば手抜きをされたのか心配されます。楽観的な相手であれば簡単な仕事ならもっと安くしてほしいというかもしれません。働けど給料が増えない原因を自らの頑張りで生じさせているかもしれません。

 

 

以上、仕事術 すぐやる仕事とじっくりやる仕事でした。