PayPay銀行のキーホルダー型トークンの更新手続きの変更について思うこと | 特選街情報 NX-Station Blog

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今年4月ジャパンネット銀行はPayPay銀行に社名を変更して、スマホで取引が完結する銀行として従来のパソコンをベースとしたインターネットバンキングから変化しています。スマホで本人確認して最短当日の口座開設ができるようになっていたり、PayPay銀行アプリ上で銀行取引が完結、PayPay残高と連動した電子マネー(キャッシュレス)の利便性を高める施策を推し進めています。

 

PCメインのユーザのことは置いて行かれている感じがしたのが今回7月30日に発表されたPayPay銀行のキーホルダー型トークンの更新手続きの変更の件です。詳細はお知らせページを読んでもらいたいのですが、要するにキーホルダー型トークンの送付は辞める、今後はトークンアプリをスマホにインストールして設定しなさい。ということです。ハードウェアトークンが欲しい人はカード型トークン切替申込(発行手数料1,100円)が必要とのことです。

 

スマホのアプリでワンタイムパスワードを生成する機能を持ったものは他行でも多数あるのですが、心配なのはPayPay銀行の技術力とセキュリティ、使いたいときに使えなくなるリスクです。すでにトークンアプリ(iOS版)で登録情報の引き継ぎができない事象が起きていますし、毎年のOSアップデートやスマホの機種変更時のアプリ切り替えなどの面倒を引き受けなくてはなりません。

 

秋のOSアップデートが近い上、ハードウェアトークンとトークンアプリの併用はできないとのことなので、約1週間考えた上の私の結論は残高、そのほか契約を縮小して、有効期限切れに備えることにしました。決済用に動かせる残高は振替を済ませたので、使えなくなってしまっても問題ないです。

 

10年以上取引がない預金は休眠口座になるということなので、今後取引の操作を忘れてしまったら口座が凍結されることになります。解約手続きにもトークンの認証が必要とのことなので自分から解約の手続きはしません。アプリの使い勝手を試すためにも消極的に口座は維持しておくことにします。

 

 

以下参考URLなど

 

【個人のお客さま】キーホルダー型トークンの期限更新手続の変更について
https://www.paypay-bank.co.jp/news/2021/0730.html

 

 

トークンアプリ
https://www.japannetbank.co.jp/apps/token_register.html

 

トークンアプリ(iOS版)で登録情報の引き継ぎができない事象について
https://help.japannetbank.co.jp/hc/ja/articles/900001941503

 

 

(参考)
RSA SecurID ハードトークン
旧URL https://www.techmatrix.co.jp/product/securid/token/sid700.html

SecurID ハードトークンは、時刻同期方式のワンタイムパスワードを生成する認証デバイスです。 トークンに表示される 60 秒毎に変わるトークンと、カードの所有者を示す PIN 番号 (暗証番号)を組み合わせて、その時の自分のパスワードとして使用します。

 

 

PayPay銀行
https://www.paypay-bank.co.jp/
2021年4月5日より、ジャパンネット銀行はPayPay銀行に社名を変更

 

長期間ご利用のない口座・休眠預金について
https://www.paypay-bank.co.jp/dormancy/index.html

 

口座維持手数料の廃止および提携ATM利用手数料の改定について
https://www.japannetbank.co.jp/news/general2012/120402.html
2012年7月1日(日曜日)より、口座維持手数料(月額189円/消費税を含む)を廃止