仕事術 デジタル化で議論も0/1の思考に陥らないようにしよう! | 特選街情報 NX-Station Blog

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本日の仕事術は デジタル化で議論も0/1の思考に陥らないようにしよう! です。

 

施策をやるか、やらないか、あるいは賛成、反対の0/1の思考に陥ってしまっている例が増えています。同じ施策を同じように行う場合でも時と場合があり、議論の過程ですっぽりと抜けてしまうことが頻繁に起きます。

 

課題と解決策がわかっていても採決されずに行動を起こせないとか、タイミングが遅くなり事態を悪化させたということが多々あります。実行したい派はメリットを強調、中止派はデメリットを強調し、時には誇大に嘘も交えて騒ぎます。どちらも騒ぎを起こすのが仕事だと考えている輩がいる場合にはパフォーマンスを繰り広げます。新規事業ではメリット、デメリットの真実の部分は実行派・中止派に関係なく存在し、両者が見つけられなかった問題が途中で発見されたりして投入した金銭を上回る回収はできない赤字事業を行うことになります。うすうすそうしたことが分かっているため、議論を尽くして実行したという形を繕います。

 

どうすればよかったかというと、うまく実施するという議論をすればよかったのです。実行(あるいは中止)することを目標に議論の時間を使ってしまったことに問題があったのです。本気でメリット、デメリットを検証して、事実を確認しようとしたら単に実行に賛成したり、反対することはできないはずです。問題が起きていて対策を議論をしているのであれば、議論よりも対策のために行動を起こさなければなりません。

 

情報への接点が限られてくると、自分の物差しが狭い範囲でしか通用しなくなっているのに気付かなくなります。感染症リスクを考えるとこれからも狭い範囲のコミュニティだけで活動する時間が増え、多様な考えに基づく情報を集めることが難しくなります。

 

一般の人の付き合いの範囲はごく狭いものなので、キャッチーな言葉や数字で世論をコントロールしたり、無知、勉強不足で議論に参加するのを排除する方法も考えなければならないかもしれません。放送、報道、広告は規制をするか、規制しないとしたら発信源が開示されるようにしていかないと陰謀論すら否定できなくなります。

 

 

仕事術 デジタル化で議論も0/1の思考に陥らないようにしよう! でした。