WiMAX2+ HDW14 が遅いの? | 特選街情報 NX-Station Blog

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私は現在、モバイル時のネット環境はWiMAX2+ HDW14メインで使っています。主に首都圏の鉄道で移動中に使うことが多いです。そうしたときに、WiMAX2+ HDW14 が遅い?って状態に遭遇することもあるので実際の使用感とともにWiMAX2+ HDW14の遅い場合の対策と快適な通信速度・通信モードの維持方法についてレポートします。

 

特選街情報 NX-Station Blog-WiMAX2+対応 ファーウェイ HWD14 レビュー

 

 


省電力設定がECOモードになっている
→HWD14の省電力設定をECOモードにするとカタログ値で連続待受時間 約950時間となる一方で休止状態からの復帰が劇的に遅く、かつ手動で電源ボタンを押しての復帰が必要です。
→ECOモードでは無線LANの出力も抑えられているので傍に沢山の無線LAN利用者がいたり、無線APがあるようなところでは電波干渉で遅くなります。

 

 

対策:クイックアクセスモードはWiFiをOFFにしないので利用機器との再接続が早いです。連続待受時間 約27時間となっていて毎日充電するようにしている場合にはこちらがお勧めです。
 

Wi-Fiスポット接続がONになっている
→WiMAXやWiMAX2+が圏外になった時にWi-Fiネットワークのスキャンに時間がかかる、接続先を複数登録している場合に切り替わるのに時間がかかるなど、電波状態の影響を受けやすいです。特に地下鉄やトンネルの多い路線に乗車中に使っていると影響を受けます。

対策:Wi-Fiスポット接続を使用していない場合にはOFFにしておいた方がいいです。Wi-Fiスポット接続を使用している場合には手動でネットワーク名(SSID)を登録して接続したほうが自動的にWi-Fiネットワークのスキャンが走るより早いです。
 

ハイスピードプラスエリアモード 月間データ量制限7GBの適用
→「WiMAX 2+」通信含め、当月中は「WiMAX 2+」「au 4G LTE」通信の通信 速度が送受信最大128kbpsになるので本来の速度と比べてとても遅いです。

対策:普段はWiMAX回線で接続するノーリミットモードもしくはWiMAX 2+回線の「ハイスピード」で使って、ここぞというときにau 4G LTEが使えるは「ハイスピードプラスエリア」取っておくようにします。ハイスピードプラスエリア無料キャンペーンが始まった時に直ぐにハイスピードプラスエリアを使い始めてずっとそのままにしていたら制限適用されちゃいました。

 

※UQコミュニケーションズ株式会社はHWD14で「ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+とau 4G LTEを使える通信モード)」が無料になるキャンペーンを2014年5月31日まで行っています。
 

 

電波状態が悪い
→ターミナル駅など混雑している場所で使うと、パケ詰まり状態に巻き込まれます。上流回線容量、上流の制御装置の同時接続数、電波干渉が考えられます。
→HDW14にはWiMAXのハイパワーモードが搭載されていないので従来のWiMAX機器よりも電波状態の影響を受けやすいです。
→ワイヤレス充電(qi)をしながら通信をすると電波状態が悪くなります。

対策:電波状態が悪くなる混雑エリアやノイズ発生源から離れて使う。
混雑しているところにはたいてい公衆無線LANがあるので待ち合わせなどで長時間するときには切り替えてみる。(乗車中なら発車すれば解決することが多いです。)

 


 

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UQコミュニケーションズ

 

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旧URL http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201312261.html