NEC LaVie 熱暴走の解決方法 | 特選街情報 NX-Station Blog

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 冬でも熱暴走!?と思うかもしれませんが部屋を暖房していれば外が寒くてもパソコンの熱暴走は起きます。熱暴走といっても、パソコンが熱暴走だと言ってくれるわけではなく、本体が購入当時よりも熱くなっているとか、空冷ファンが高速回転して唸りを上げるような大きな音(異音)を発しているとかの症状から判断する必要があります。

 

NEC特選街情報 NX-Station Blog-冷却ファン

 


 特にNECパソコン LaVieが突然電源が切れる、リブートするといった症状が出始めたら、パソコン内部で発熱した熱の空冷ファンによる廃熱がうまくいっていない可能性があります。通風口のデザイン上、異物が内部に入らないように補足する必要があるのですがそうすると埃が付着しやすくなり、目詰まりも起こしやすくなるという問題があります。2005~2008年頃に発売されたLaVie、LaVie Gシリーズと共通の筐体の一部VersaPro、VersaPro Jシリーズで同様の問題を生じます。

 私も通風口の内部側にみっちりホコリでできたフィルター状のものを除去したことがあります。そのときは夏でしたが、手順は同じなので別記事にまとめたものを下記のリンクで紹介します。

 

[手順] ノートPCの熱暴走対策に空冷ファンのクリーニングをしました!

 

 

 手順を読んで写真を見ていただくと分かるようにパソコンの分解をする必要があります。底面のパネルと、空冷ファンの取り外し、清掃、空冷ファンの取り付け、組立ての作業になります。パソコンのスキルというよりは、ドライバーを使った分解・組立てのスキルが必要です。心配な人は地元でパソコン修理をしてくれる人を探して頼んだらいいと思います。メーカー修理に出すとマザーボード高官だったら数万円、ファンの交換や清掃でも数千円~1万円程度かかりますよ。

 

 

 大きなホコリが除去できた場合には、アプリを使っていら/動画を見ていたら突然パソコンが使えなくなったとか、ウイルススキャンが動き出すとパソコンの電源が落ちるといった症状は解消されます。この構造のパソコンを設計した人は異物が内部に入らないように気を付けたつもりで、内部にホコリの塊という異物を生み出してしまったのだと思います。