7月から日本でも商用サービスがスタートしたWiMAXを搭載したThinkPadが発売されました。
ThinkPad T400sのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)素材を採用した薄くて軽いトップカバーの一部を非導電性のGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使用してハイブリッド構造とすることでアンテナ性能を十分に発揮して電波感度を高める工夫が施されています。ThinkPadに投入されている技術 を見てみると良く分かります。
ThinkPad WiMAX内蔵モデルでは、Access Connectionsにより自動的にWiMAX基地局を検出します。
MVMO WiMAXサービスの選択およびユーザー登録ができるようになっていますので、今お使いのインターネットサービスプロバイダー(ISP)のWiMAXコースを利用することもできます。もちろん本家UQコミュニケーションズも選択できます。WiAMXは他のデータ通信サービスとは契約方法が異なり、通信可能エリアでWiMAXをONにすれば使いたいときに手続きができます。Try MaiMAXや1Dayプラン(10月開始予定)といった短期間の試行利用もできること、よくありがちな複数年契約の縛りがないことが特徴です。技術の進歩にあわせて自由に端末を買い換えたり、追加したりできるのはWiMAXだけです。初期費用だけ安く見せている他のキャリアと違ってトータルで自由度と安くなるのでユーザ思いですね。
無線LANとWiMAXを簡単に切換えられるようになっていますので、自宅や社内など高速無線LANが使える屋内環境では無線LANを使うこともできます。
デモ機をInteropで触った限りでは、UD01NAやUD01OKといったUSBタイプのドングルよりも内蔵タイプのほうが良好なデータ通信が可能でした。アンテナの展開スペースが広く取れるからなのかな?
「ThinkPad T400s」WiMAX内蔵モデルの主な特長
・インテル Core2 Duoプロセッサー SP9400(通常電圧版)と内蔵グラフィックス
・LED バックライト14.1型WXGA+ TFT液晶搭載 (1,440×900ドット、1,677万色)
・最大250GBのハード・ディスク・ドライブ(HDD)もしくは最大128GBのSSDを実装可能
・9.5mmのスリムなDVDスーパーマルチ・ドライブまたはBlu-rayドライブを用意
・34mm Express Cardスロットもしくは5-in-1マルチメディア・カードリーダーを搭載
・最大11時間のバッテリーライフを実現(標準の6セルバッテリーオプションのベイ・バッテリー使用時)
・ディスプレイ・ポートおよびVGAコネクターにより2台の外部モニターをサポート
・デュアル・マイクロフォン搭載により周囲のノイズを軽減し、よりクリアなスピーカー音質を実現
・USB/eSATAポートを装備
・通常電圧版CPUを採用したThinkPadシリーズで最高の省電力設計
・Intel VT(インテル バーチャライゼーション・テクノロジー)対応
・EPA(米国環境保護庁)のEnergy Star 5.0基準に準拠
レノボ ニュースリリース
2009/07/22
・レノボ・ジャパン、高性能ノートブックPC「ThinkPad T400s」 WiMAX内蔵モデル販売開始
旧URL http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2009/07/0722.html
ThinkPad T400s製品情報
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