NECのミニノートパソコン ラヴィ・ライト LaVie Lightシリーズ BL100/SA6の分解・改造(HDD交換)の手順を記事にまとめました。大容量HDDへの交換や高速アクセス可能なSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)への換装に役立ててもらえればと思います。
今回のターゲットのパソコン：LaVie Light
※以下の手順は、分解・改造に当たる作業行為です。メーカー保証対象外になると考えられますので、自己責任で作業してください。この記事を見ながら作業して失敗したといわれても私には責任を取れません。
＜LaVie Lightを分解＞
(1) LaVie Lightを裏返します。
(2) バッテリパックを取外します。
(3) 銀色のネジ 9本とバッテリパックのしたにある黒いネジ4本 合計13本を外します。
(4) 裏面のパソコンの底面に当たる部分の本体のカバーを取外します。
＜底面のパネルを外す＞
上の写真のように取外すことができます。
＜分解写真＞
マザーボード上に直にHDDとSO-DIMMメモリモジュールがあるのが見えます。右側にはCPUファンもありますね。(すぐ回り始めるこのCPUファンを止めるには電源ピンを外してしまえばOK。ただし、熱暴走には注意。)
アルミ箔や銅箔が随所に貼られているので、作業中に剥がしたり、破いたりしないように気をつけて作業しなければなりません。
＜HDD＞
TOSHIBA MK1652GSXが内蔵されています。 2.5インチ 5400回転／分のシリアルATAです。
先にHDD金具とマザーボードを固定している黒色のネジ2本をはずします。間違って金具とHDDを接続している銀色のネジを外さないように気を付けます。
＜HDDをスライドさせ取外す＞
HDDを取外すときはそっと左へスライドさせます。すると、マザーボードからSATAのコネクタが外れます。写真のような状態まで左にスライドさせたら取外すことができます。
＜HDDのスロットはとてもシンプル＞
クッションが貼られているほか何もなくHDDのスロットはシンプルです。
＜TOSHIBA MK1652GSX＞
金具はHDDの裏側で2本のネジによってとめられています。
LaVie Light BL100/SA6Wに内蔵されているのは、東芝のMK1652GSXというドライブです。このハードディスクの仕様と物理的な形状から、2.5インチ 9.5mm厚 サイズのSATAのHDDもしくはSSDと交換可能だと考えられます。
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