NEC ラヴィ・ライト LaVie Light BL100/SA6W ミニノートのレビューをしていきます。
前回の記事、「NEC DirectからLaVie Light BL100/SA6Wが届いた 」、ホワイト以外の色のレビューはこちらです。「[詳細レビュー] NEC ラビィーライト LaVieLightの4色ぜ~んぶ比較します! 」
<箱の大きさはミニノートとしてはやや大きめ>
LaVie Light BL100/SA6Wの入ったこのダンボール箱、他のネットブックやミニノートといわれる製品の梱包箱と比較するとやや大きめです。 ASUS EeePC、Acer AspireOneやEPSON Direct Na01 miniと比べると縦になっていることもあり大きく感じてしまいます。横で、ケーキの箱みたいにオープンする方が開けるときの感動があると思います。HPのHP mini 2133や2140はそのような箱だったと思います。
<Windows XP SP3 Home Editionを起動>
Microsoft Windows XP SP3 ULCPCがインストールされています。低価格UMPC用のエディションです。
起動時間は50秒ちょっと、起動時の診断モードを表示/非表示/NECロゴ表示で多少変わります。東芝の160GB SATA HDD(5400回転/分)を搭載しているがコイツの速度がネックになっています。7200回転のHDDかSSDに換装すればもっと速くなるでしょう。バッテリのことを考えるとSSD化すべきでしょう。
ウゥンドウズのデスクトップはLaVie Lightのオリジナル壁紙です。ラビィ・ライトのロゴが真ん中にしっかり表示されています。
左側面にはオーディオ出力・マイク入力、パワーオフ電力供給機能付きUSB 2.0ポート、外部ディスプレイ出力があります。
ネジ受けがないためネジ止めはできません。恐らく、ネットブックとして持ち歩くモバイル用途として使われるので、固定的に外部ディスプレイを使うことは考えられていないのでしょう。外部ディスプレイ出力もないミニノートに比べればこれで十分だともいえます。デザインと持ち運びを重視したらこの形になったのでしょうね。
パソコンの電源をオフにしたときに、USB充電ケーブルを使って、iPodや携帯電話などを充電することができます。さらに細かい芸当ができ、①AC接続時のみ、②AC+BATTERY、③電力供給しないの3パターンをBIOSメニューやユーティリティで設定することができます。
SDメモリスロット、USB 2.0ポート × 2、ネットワーク RJ-45、電源入力DC-INがあります。もう一つくらいUSBポートがあってもいいかと思います。
<SDメモリスロット>
右手前の側面にSDメモリとSDHCメモリに対応したメモリカードスロット1つを装備しています。SDメモリカード挿入時には出っ張らないスロットです。SDメモリカードの取外しは一度押し込むとロックが外れて数ミリ手前に押し出される方式です。
ヒンジ部分が丸棒のようにちぽっ~と出っ張っています。なのでこのように前面を下にしたときには起立できるけど、この背面・ヒンジ部分を下にすると自立できません。私はバッテリパックのある背側をバッグにしまうときに下にしたいのですが、そうはさせてくれません。
バッテリパックのロックのスライドが2つあるほかは、めぼしい操作可能な箇所はありません。ハードディスク交換やメモリ交換の作業をするのは本体を分解しなければならないみたいです。これは分解し甲斐がありますね。
キーピッチ17mm3、キーストローク2.0mm)、JIS標準配列(88キー)、右コントロールキー付きの日本語キーボードです。Enterキーの左の「む」のキーとかがちょっと小さくなっていますが、QWERTY標準配列でうまくまとまっています。
ジェスチャー機能付きNXパッドを搭載しています。NA Padのみ、マウスと併用、マウスのみに設定可能です。
モデル名を示す”BL100/S”の表記がこんなところにありました。
<液晶画面の角度調節>
水平 約180度~閉じた状態 約0度の間で自在に変えられます。車載キットやノートパソコン置き台を使うときにもあわせやすい点は◎です。
<180度水平展開>
製品情報
・LaVie Light
・LaVie G タイプN
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