NECに頼んでおいたパソコンが届き、しばらく使ってみましたので、早速レビューを書きます。今回のレビュー対象のパソコンはNEC LaVie L LL750/Rです。
このシリーズです⇒ LaVie G タイプL アドバンスト
＜LaVie L レビュー＞
LaVieの液晶は視認性がとてもよくて、くっきりはっきり表示で美しいです。
コンピューターの基本的な情報：
Windows Vista Home Premium SP1がインストールされています。Windowsエクスペリエンス インデックスは３．５ ポイントです。 インテル コア２デュオだから処理性能が高いですね。
コンピューター ドライブ：
ハードディスクはシーゲイトST9250827AS 約250GBを搭載しています。CドライブとDドライブにディスク領域が分かれていて、Dドライブはほとんど空いています。Cドライブは約50%の使用率です。
＜キーボード＞
キーボードはキーピッチ19mm、キーストローク3.0mm、JIS標準配列(87キー)、右コントロールキー付きです。ピッチ19mmとストローク3mmと余裕があるので、正確にキータイプできて、キータイプ感も良好です。
このLaVie Lにはワンタッチスタートボタン、ECOボタン、ズームボタンが搭載されています。
＜ECOボタンと電源ボタン＞
ECOボタンを押すと、処理速度優先、中間、省エネ(省電力)優先の3段階のモード切替ができるようになっています。地球環境や電気料金を考えて、あまり使用していないときには省エネモードにしたり、画像編集などの重たい処理をしているときは処理速度を優先したりと切替できるようになっています。
＜ECOボタンを押すと・・・＞
ECOボタンを押すと写真のように画面上にモードが表示され、押すたびにモードが切り替えられました。省電力にすると画面の明るさを押さえて、処理速度も低速になるのが分かります。内蔵ファンの回転も低速になった様でノイズも少なくさらに静音になりました。
LaVie高性能 → LaVieバランス → LaVie省電力
ECOボタンの設定の中身は「ECOボタンの設定（省電力設定）」というユーティリティソフトで細かく設定ができます。
ECOボタンの設定（省電力設定）：
それぞれ、LaVie高性能、バランス、省電力の詳細設定ができます。その内容は以下のようになっています。自分の使い方にあわせて設定することが可能です。
LaVie高性能の詳細設定：
電力の節約よりもパフォーマンスを優先した設定です。
LaVieバランスの詳細設定：
パフォーマンスと電力の節約のバランスをとった設定です。
LaVie省電力の詳細設定：
パフォーマンスよりも電力の節約を優先した設定です。
以下の4つにはAC電源とバッテリの別に時間の設定ができるようになっています。
・ディスプレイの電源を切る
・スリープ状態にする
・ハードディスクの電源を切る
・休止状態にする
液晶ディスプレイの明るさとプロセッサの速度（CPUの周波数）も設定できます。
ディスプレイの明るさ設定
・明るさを固定する
・周囲の明るさによって自動調整する
プロセッサの電源管理
＜自動輝度センサと便利なボタン＞
左から自動輝度センサ、ズームボタン(＋と－)、ワンタッチスタートボタン(ソフト、メール、インターネット)があります。自動輝度センサは、パソコンの設置環境の明るさに合わせて画面の輝度を調整するためのセンサーです。
LED消灯の設定：
全画面表示にしたときに画面近くのLEDの光が入らないように、LEDを消灯するためのユーティリティがインストールされています。設定しておくとDVD視聴ソフトの操作にあわせて、インジケーター表示のLEDを消灯することができます。
NECパソコン LaVie Lの詳細情報：
LaVie G タイプL アドバンスト
LaVie G タイプL スタンダード(b)
＜NXパッド＞
NXパッドはスクロール付のワイドタイプが搭載されていて、操作性はかなり良いです。左ボタンにはユニバーサルデザインの印がついているので手元を見なくてもボタンの位置がわかって、左右の区別もつくようになっています。
NXパッドの下には電源とバッテリ充電ランプのLEDがあります。
＜NECのレーザーマウスのホールド感＞
付属のマウスは私には若干小さめでしたが、ホールド感は悪くはありませんでした。レーザー式なのでカーソルの動きは良好です。
＜トリプルメモリカードスロット＞
トリプルメモリカードスロットは手前についているので、頻繁にデジカメの撮影データの入ったSDメモリを読み込む私にはうれしいです。写真のメモリカードはカバー用のダミーカードです。
＜天板が綺麗＞
使わないときに画面を閉じて、このように天板を見ますね。
つや消しの白は落ち着いた印象でよいです。
バッテリ・リフレッシュ＆診断ツール：
バッテリーの充電時間は約2.6時間、バッテリー稼働時間は約2.0時間です。
バッテリ性能低下を防ぐためのツールが付属しているのはうれしいのですが、診断に約8時間かかるというのはちょっと待ちきれません。もっと高速に充電時間くらいで何とかチェックできるようにしてもらいたいですね。
このサイズのノートPCはデスクトップの代わりとして使うのであまりバッテリー稼動させることはないとは思いますけど。
NECダイレクトでは、カタログモデルとメーカー直営ならではのカスタマイズモデルの両方を選ぶことが可能です。
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