11月25日に開催された日本ヒューレット・パッカード株式会社 アフィリエイトパートナー向け新製品発表会HP Mini 1000にご招待いただきましたので、早速、実機のレビューを書きました。5万円パソコンと呼ばれるカテゴリーに他社と同様にインテルAtom、Windows XP搭載で真っ向勝負を挑むモデルです。
今回のHP Mini 1000 速攻レビューでは私が実機を目で見て、触って、そして感じたことをなるべくそのまま書くようにします。購入前の情報収集に役立ててもらえればと思います。
※仕様に関する情報はこちらから
メーカーサイトのWebページをどうぞ
仕様 HP mini 1000
HP Mini 1000には10.2インチワイド液晶を搭載しています。HP 2133には8.9インチワイド液晶が搭載されていましたがそれよりもひと回り大きくなっているので、字が大きく表示できていました。MailやBlogの利用にはうれしいです。
インテル Atom プロセッサ N270 (512KB L2キャッシュ、1.60 GHz、533MHz FSB)で省電力、本体はACアダプタでずっと稼動していても熱くはなってませんでした。
電源スイッチなどの位置はHP2133とほぼ同じ配置でした。
液晶はこんな感じでなかなか視認性が高かったです。
HP mini 1000には他のHP Pavilionシリーズのパソコンと同様にグレアタイプの液晶を採用にしていますが、写真を見てお分かりのように映りこみが軽減されていました。カタログスペックにも書かれていることですが、液晶の仕様は10.2インチ ワイド ハードコート・クリスタル・ビューカラー液晶ディスプレイ (1,024 x 600 / 最大1,677万色)です。
ポインティングデバイスはタッチパッドです。上下スクロール機能付きタッチパッドには別途マウスを接続したときに便利なオン/オフボタン付きです。
キーボードは、キーピッチ 約 17.5 x 17.5 mm、キーストローク : 約 2.0 mm、日本語配列、JIS標準準拠・OADG準拠配列[87キー]で、ほぼノートパソコンと同じです。(通常ノートPC比 92%のキーボード) なので、HP mini 1000にはこの日初めて触ったのですがほとんど違和感はありませんでした。キートップの材質はたぶんプラスチックです。むしろ、HP 2133が突出した感じだったのかもしれません。
HP mini 1000に採用された ZEN-design“uzu” は、日常光の下では目立たず落ち着いた感じがしてシックでいいと思います。一部のWebやカタログなどやや強い白色光を当てて撮影された写真には、uzu(渦)がまさしくたくさん渦巻いていて、まるで現在の混沌とした鬱積したエネルギーに満ちた世界を表現したのではないかと思われるようなイメージをこのデザインから受けました。
ZEN-Designについて
デザインメッセージは、閉じ込められた多くのエネルギーが、行き場を求めて回転し、ぶつかりあっている様をモチーフにした、渦紋のデザインが天板を美しく彩り、持つ喜びを感じさせてくれます。とあります。
HP Mini 1000の重量は、軽量ノートパソコンと呼べるかどうかの境目である1Kgに程近い 1.1kgです。サイズもとてもコンパクトで、天板と底面がほぼフラット、角が丸い本体デザインなのでバッグに入れて持ち歩きやすいですね。
質量 約 1.1 kg
サイズ(幅 x 奥行き x 高さ)12 261.7 x 166.7 x 25.9 (ゴム足含まず) mm
招待されたブロガーのためにたくさんのHP mini 1000が用意されていました。既に量産に入っているようで、製品パッケージの箱も一緒に会場に運び込まれていました。
◇◆【ミニノート新登場!】 HP Mini 1000 ◇◆
いろいろお願いして、展示品には、SSD 16GB + 8GB HPミニモバイルドライブのモデルがないのか、8GB HPミニモバイルドライブを見せて欲しいと頼んだところ、HPミニモバイルドライブポートの場所や想定している使い方を説明していただきました。
新製品発表会の中の説明では、8GB HPミニモバイルドライブは専用ポート(内部的にはUSB接続)に装着して使うこと、OSからはDドライブとして認識されるという紹介があったので簡単に交換できるのかと思いましたがちょっと違うようです。
仕様 HP mini 1000
に、24GB (16GB SSD + 8GB HPミニモバイルドライブ )と書かれているように、通常は接続したまま利用していただきたいということです。
WebのHPミニモバイルドライブの記述の※印を読むと、純正のHPミニモバイルドライブのみ接続可能。ハードディスクドライブ搭載モデルではカバーでふさがれています。カバーをはずしてもUSBポートはありません。カバーは無理にはずそうとすると破損します。って書かれてました。
こんな風に書かれているとUSBポートを基板に植えつけたりと改造したくなっちゃいますが、できるのでしょうか?
<HPミニモバイルドライブポート>
HP mini 1000のHDDモデルはこのようにHPミニモバイルドライブポートはカバー※が閉まっています。HPミニモバイルドライブ付属モデルはここのカバー(ふた)を外して取り付けるそうです。今のところ、HPミニモバイルドライブは同梱の予定で、自分で取り付ける形になりそうです。
※カバーは、写真のHPのロゴの上にあります。
近い将来、SSDモデルの追加用に8GB以上のHPミニモバイルドライブもラインナップされて、アップグレードキャンペーンが展開されるかもしれません。HPミニモバイルドライブについて、別売り(オプション販売)があるかどうかは聞き漏らしてしまいました。
◇◆【ミニノート新登場!】 HP Mini 1000 ◇◆
HP mini 1000を欲しくなったあなたへ・・・・
製品の発売開始をメールでお知らせします (日本HP)
HP mini 1000の日本での発売日は、
日本HPメーカー直販サイト 「HP Diurectplus」にて 12月9日頃を予定。
なお、家電量販店、パソコンショップなどでの一般販売は 12月16日頃を予定しているとのことです。
レビュー記事は、
HP Mini 1000 速攻レビュー 2 (5万円を切るHPの新しいHPミニノートPC) へつづく
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