DIY PC EXPO 2008 Autumn in 秋葉原 参加レポート | 特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blogは30年以上の製品選定の経験に基いてパソコン、デジモノ、家電の購入の経験、そのほか日々の記録のブログです。製品についての所感、評価、クーポン&特価情報やスペックの比較をしています。

11月2日に見てきた DIY PC EXPO 2008 Autumn in 秋葉原 参加レポートをお届けします。自作PCを作るのが趣味な人もPCスペックマニアな人にも、これからパソコンの自作を始めてみようという人にもそれぞれ得るものがあるエキスポでした。



DIY PC EXPO 2008 Autumn
 

自作パソコンイベントDIY PC Expo 2008 Autumn

公式サイト : 旧URL http://www.diypcexpo.jp/

 

上の写真はPC自作体験コーナーの模様です。

 

 

 

 

DIY PC EXPO概要

 DIY PC Expo実行委員会は自作PCユーザー向けのイベント「DIY PC Expo 2008 Autumn」を2008年11月2日、3日の2日間開催しました。

 

 会場は、東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2階)、入場は無料、11月2日は12時30分から、3日は10時30分から開始。

 

 

 「セミナー会場」では、インテル株式会社「4コア8スレッドの新型CPU、Core i7はこうなる!」、エヌビディア・ジャパン 「NVIDIA GeForce秘めた力」、 マイクロソフト株式会社「生まれ変わるWindows」 、日本AMD株式会社「AMDが提案する快適なHD!ライフと最新グラフィックスのご紹介」といった数多くの大変興味深いセミナーが開催されました。インテルをはじめ各社のセミナーは予約段階で満員になるなどかなりの熱気に包まれていました。

 

 

 「展示ブース」には、Seagate Technology日本シーゲイト)が大きなスペースを確保して出展しており、業界初の1.5テラバイトハードディスクと歴代のハードディスクを展示していました。 シーゲイト最新製品、1ドライブ 1.5テラバイトの容量をもつHDDは、Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS (1.5TB) という型番です。

 

 

 

Seagate_Barracuda 7200.11 ST31500341AS

 

 

Barracuda® 7200.11 ハードディスク・ドライブ

ST31500341AS
旧URL http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?locale=ja-JP&name=st31500341as-barracuda-7200-11-sata-32mb-c-1.5tb-hd&vgnextoid=5c043e89fdb0c110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&vgnextchannel=47f281f8c0f43110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&reqPage=Model

 

容量:1.5TB
信頼性に優れた、実績のある垂直磁気記録(PMR)方式を採用
ハイパフォーマンスを実現
データ転送速度:120MB/秒
キャッシュ・バッファ:32MB

 

Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS

 

店頭販売価格 : 約18000円

 

 そのほかの展示ブース出展企業は、MSI(エムエスアイコンピュータジャパン)やDFIなどのマザーボードメーカーのほか、エルザジャパンやLeadtek Research(リードテックジャパン)、Sapphire Technology、ZOTAC Internationalなどのグラフィックスボードメーカー、Thermaltake Technology(日本サーマルティク)、Zalman Tech、OCZ Technology、3R SYSTEMなどが最新製品や技術を展示しました。入り口近くには、EIZOがゲームに最適なフルHD対応液晶モニタ FlexScan HD2452Wと省エネ液晶 FlexScan EV2411W-Hを展示していました。ワットチェッカーによる消費電力の計測結果の表示もありました。

 

 

 

 

■DIY PC EXPOとシーゲイト

 

 

 

 

 DIY PC EXPO 2008 Autumnで、最高の展示内容だったのが日本シーゲイトのブースです。HDDの歴史を初めとして、HDDの構造と動作原理、HDD分解展示、HDD製造工程、歴代のSeagate HDDシリーズの展示が行われていました。

 

 

 シーゲイト(海門)のバラクーダシリーズは、1ドライブで1.5TBの大容量ハードディスクドライブを製品化しました。今回DIY PC EXPOの最新製品は先月より流通している Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS の発売を記念しての展示だそうです。

 

 


<日本シーゲイト>
HDDの歴史 日本シーゲート

 

 

 ハードディスクについて詳しい説明どうもありがとうざいました。大体のことは知っていたつもりでしたが、とても勉強になりました。

 

 


<展示ブースの様子>
日本シーゲート

 

 50年以上前のハードディスクは24インチ、30年以上前のハードディスクは14インチもあったんですね。私がPCをいじるようになったころは、もう3.5インチが主流の時代で、容量の単位はメガバイト(MB)でした。

 

手前のポスターのメッセージを読むと感慨深いです。私の歴史は短いですが。

 

 

 

HDDの歴史、
シーゲイトの歴史。

 

 

10億台を超え、
TB(テラバイト)、そしてその先の領域へ。

 

 

<HDDの構成部品>
ハードディスクの構成部品

 

 ヘッドや中身のディスクが展示されていました。鏡のようにピカピカなので展示の説明文が映っていました。

 

 

 

<HDD製造工程>
HDD製造工程のデモ

 磁石を使ってハードディスクの動作原理を説明していただきました。HDDの製造工程の様子も分かりやすく展示されていました。

 

 

 

 

 

<Seagate Barracuda ES.2>

 

 

Seagate_Barracuda_ES2

 

 Seagate Barracuda ES.2 は、容量1TB~250GB、回転数7200回転(RPM)、インターフェースSAS/SATAの3.5インチハードディスクです。PC向けやハードディスクレコーダー内蔵用HDDとしてここ数年から現在主流の製品といえるでしょう。

 

 私は会社のディスクトップパソコンでSeagate Barracuda ES.2シリーズ ハードディスク使っています。

 

 

 


<Seagate CHEETAH15K.6>
Seagate_CHEETAH15K6

 

 

 

 

 15000回転(RPM)の高速回転モーターを採用したハードディスクドライブです。SAS/FCインターフェースに対応し、450GB~146GBの容量があります。主な用途はサーバーです。

 

 Sunサーバーに入っているのを見かけたことがあります。

 

一般PC用やハードディスクレコーダーに入っているHDDは、5400、7200回転が多いのでその2、3倍も高速に回転しています。高速なデータ転送速度が必要とされる用途で活躍しているのですね。

 


<SAVVIO 15K.1>
日本シーゲートSeagate SAVVIO 15K1

 

 15000回転の高速回転モーターを採用したハードディスクドライブです。SASインターフェースに対応し、73GB~36GBの容量があります。主な用途はサーバーです。

 

 こちらのドライブは旧世代のサーバー用ですが、まだまだ現場では現役で活躍しています。先日、保守用の予備パーツとして保管しているSAVVIO 15K.1の36GBのディスクの玉をいくつか通電させて、動作確認しましたがどれも生きていました。

 

 

 さすがはシーゲイト製品!


<Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS (1.5TB) >

 

 

Seagate_Barracuda 7200.11 ST31500341AS

Barracuda® 7200.11 ハードディスク・ドライブ ST31500341AS
旧URL http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?locale=ja-JP&name=st31500341as-barracuda-7200-11-sata-32mb-c-1.5tb-hd&vgnextoid=5c043e89fdb0c110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&vgnextchannel=47f281f8c0f43110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&reqPage=Model

1.5TB~160GB、回転数7200(RPM)、インターフェースSTAを持つ製品、1.5TBで2万円を切る価格で購入できるため、秋葉原のパソコンショップでも売り切れが出るほどたくさん売れていました

参考情報:アキバ店員のPCパーツウォッチ( Seagate ST31500341AS )
旧URL http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081018/etc_shopwatch.html
旧URL http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20081018/etc_shopwatch.html

これから、ハードディスク単体で購入するのなら、テラバイト(TB)単位で買いたいですね。


Webサイト:日本シーゲイトhttp://www.seagate.com/www/ja-jp/



■DIY PC EXPO 各社の展示

各社ブースの展示内容です。

 

ATI FORCE3D


AMD/ATIのFORCE3Dのグラフィックカード、リファレンスモデルが一堂に展示されていました。


Adaptec

AdaptecはSATA/SAS両対応のRAIDコントローラをメインに展示していました。



EIZO 液晶モニター

EIZO(ナナオ)はPS3 (PlayStation3)を接続してゲームの模様をデモしていました。リアルすぎて本当の試合中継かと見間違うほどです。クリックして大きな表示で、FlexScan HD2452Wの画面をよく見ると分かりますが、本物の日本シリーズの野球放送じゃないです。ゲームの画面です。


ワットチェッカーでFlexScan HD2452WとEcoView EV2411W-Hの消費電力の違いについて比較展示されていたのが印象的でした。

 

NVIDIA


エヌビディア(NVIDIA)はエルザ(ELSA)のグラフィックボードのパッケージを展示パネルのスペースいっぱいに並べていました。


 

リードテックグラフィックボード


リードテック(RLEADTEK)はグラフィックカードを重点的に展示していました。



OCZ SSD


OCZは SSD Core V3の近日発売予告がありました。次世代の記憶装置としてSSDが使われていますが、どんどん新製品が出てきて選択の幅が広がり、価格も買いやすいところになってきているので、今後は急速に普及しそうな勢いです。



日本サーマルティク

日本サーマルティクは冷却用のクーラーとケースを展示していました。地味目な商品なので目立ちませんけど、オーバークロックをしたり、安定稼動させたりするためには大事なパーツです。


 

3RSYSTEM


3R SYSTEMはケースメインの展示でした。



MSI

MSIはマザーボードと、低価格ノートPCとデスクトップPCを展示していました。
Wind Netbook U100 Vogueは、Intel ATOM CPUと1,024×600ドットのワイドで見やすい10インチ液晶画面を搭載しているのがポイントですね。


Zalman_Tech


Zalman techは2D/3Dの液晶ディスプレイを展示していました。デジカメで撮影するとブレたように写っていますが目で見ると立体的に見えるので不思議です。



ZOTAC

ZOTACはグラフィックカードをどっさりと並べていました。



■パソコンショップ・PCパーツショップ


 インターフェース SATA 3.0Gb/s 容量1TB (約1000GB) 型番ST31000333ASがPCショップで特価で1万円前後まで値がこなれてきていました。まとめ買いしてRAIDを組んだり、そのまま大容量HDDとして使うのにもよさそうです。


ドスパラ秋葉原本店


 ドスパラではシーゲート Seagate Barracuda 1TB ST31000333AS が10,280円とのことで11月2日は店頭で盛んに呼び込みしていました。会員ポイントや保証などを考えてどのお店で買うかを考えたらいいと思います。


クレバリー1号店

 クレバリー1号店では、Seagate Barracuda 1TB ST31000333AS が9,999円ということで1万円でおつりがくるところまできました。

私の500GBのHDDの空きが少なくなってきたのでそろそろ買いたいなと思います。