今年、2008年度の上期は非常に厳しい経済環境、生活環境でした。それはブログのアクセスにも顕著に現れていて、余計なものは買わない、一点豪華主義で本当に欲しいものは、よーく調べて買うという傾向がより鮮明でした。
パソコン本体の販売については、個人向けの新機種、特にASUS EeePC、 HP2133 mini notePCといった UMPCが伸びる一方で、売上げ単価が減少しました。
周辺機器に関しては、ややヒット不在の状況でしたが、液晶ディスプレイや地デジ関連キャプチャーカード・テレビチューナーカードに動きがありました。メモリやハードディスクを自分で増設したり、交換して今のPCをパワーアップして延命、長期間利用しようという人が増えているようです。WindowsXPからVistaへのシフトがとても遅れています。
不況時に増える検索ワード、「中古」、「修理」などが目立つようになり、節約志向の高まりを非常に強く感じさせられます。キーワードだけ見ていると、新品よりも新古品やアウトレットを買うという動きがやがて、中古を買う動きになり、とうとう自分で修理しようということになってきたのかもしれません。
下期に関してはどのような販売戦略を立てるのか大変難しいです。
キャンペーンは、価格面の有利さには反応を示すものの検討中・購入予定者に購入アクションを起こさせる効果はあっても、関心の薄いその他の人に買ってもらうことは難しいです。
ポイント還元やプレゼントが当たるという即ユーザの利益にならないキャンペーンに対しては反応薄です。魚釣りの魚の活性が低い状態とそっくりで、キャンペーンの餌にはあまり食いつかないかもしれません。
しかし、深層心理としての"買いたい気持ち"をうまく引き出せれば、売れるようになると思います。実際、現在でもかなり人気のアイテムもあります。
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