LenovoのノートPCのフラグシップモデルとして、最速・最高機能性を盛り込んだのがThinkPad T400とThinkPad T500です。
今日は、"最高峰の圧倒的な性能を誇る、高性能グラフィックスを要する先進の一台"とその名にふさわしくTopのTを冠したThinkPad Tシリーズ ThinkPad T400のレビューです。
最新のデュアルコアCPU Intel Core2Duo T9400/P8600/P8400のいずれかを搭載しています。モバイル インテル GM45 Express チップセットを採用、セキュリティチップ TCG V1.2準拠。
メモリはPC3-8500 DDR3 SDRAM 1GB~4GB、ハードディスクは80GB~320GB搭載。
⇒Lenovo ThinkPad T400のラインナップ(旧URL http://www-06.ibm.com/jp/pc/notebooks/thinkpad/t-series/t400_lineup.shtml ) を見る
<ThinkPad SL400との比較>
同じ部屋に置かれた同じサイズの14.1型ワイドスクリーンTFT液晶を搭載したThinkPad SL400です。ThinkPad T400と比べると分かるのですが、液晶画面の見易さ、明るさがはっきり違います。写真を見比べてもらえば分かります。
14.1型WXGA TFT液晶 (1,280×800ドット、1,677万色)
Tシリーズに搭載されているLEDバックライトTFT液晶は、従来機種よりも25%も明るいのに最大2W省電力化をしているそうです。写真や動画も今まで以上に鮮やかに見えるはずです。
蛍光灯の下でこれだけはっきり映っているなら、きっと屋外の明るいところで使うときも画面の視認性は十分でしょう。
「より薄く、より軽い」筐体、長時間バッテリ稼動、水銀未使用にも大いに貢献しているLEDバックライトです。
この液晶でも十分ですが、さらに大きい外付け液晶ディスプレイモニターを接続する場合には、最大解像度2,048×1,536ドット、最大1,677万色をサポートしています。グラフィック機能としては、インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーターX4500を標準搭載、一部モデルにはHD独立グラフィックスとして、ATI Radeon HD 3470も搭載しています。
<ThinkPad T400のキーボード>
通常の89キー(Fnキー付き)ThinkPad伝統を受け継いだキーボードの配列です。ThinkPadフリークにはたまらないですね。おなじみ赤いTrackPointと
<ThinkPad T400の光学ドライブ>
光学ドライブとしては、DVDスーパーマルチ(2層対応)/Blu-ray/コンボドライブのいずれかを搭載。
最新CPU、2層書込み対応DVDドライブ内蔵で、質量(バッテリー・パックを含む)2.28Kg はとても優秀です。
スピーカーは本体の液晶のヒンジ近くの左右に付いています。
オーディオ機能としてはマイクロフォン/ステレオ・スピーカー、インテル ハイ・デフィニション・オーディオ 準拠だそうです。
ハイスペックモデルでも、標準時には蛍光灯1本分にも満たない消費電力で稼動する高度な省エネ性能を実現しています。従来の他のノートパソコンの30%~50%も低消費電力です。省スペースデスクトップThinkCentreと比較しても5分の1以下ですね。
電力 | スタンダードモデル | ハイスペックモデル |
最大消費電力(W) | 65 | 90 |
標準時消費電力(W) (アイドル時消費電力) |
12.25 | 19.1 |
低電力モード消費電力(W) (省エネ法) |
1.53 | 1.15 |
液晶はツヤなし(ノングレア)の低反射タイプのようです。電源が入っていないときに映り込みが目立たないので、画面の輝度を落として使用しても映りこみは少なそうですね。
<ThinkPad T400天板>
天板は落ち着いたつやのないブラックです。
本体寸法(W×D×H) 335.5×239×27.6-31.9
主な付属品は、バッテリー・パック、ACアダプター、電源コード、マニュアル類、トラックポイント用予備キャップです。
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