今年のヒット商品間違いなしのミニノートPC、EeePCやHP2133でブームに火がついて、その後各社から同カテゴリをターゲットとした新製品の発表が続いていますね。
いきなりこのページから読まれた方へ
こちらにレビューした日本HP社2008秋冬モデルのラインナップをまとめて目次のような構成の記事を書きましたので、順にお読みいただければ幸いです。
・HP Pavilion 2008年秋冬モデル 最新パソコン (8月11日記事)
まずは、市ヶ谷の日本HP本社ビルの写真です。写真に映っている展示ルームのようなところは今回の新製品説明会では使われませんでした。今度は機会があったら展示ルームでも写真が取りたいですね。
先日(8月2日)行われたHP秋冬モデルの新製品発表会には、5月に行われたHP 2133ミニノートの発表会でも紹介したHP2133も展示されており、この秋に発売予定の製品についての構想などについても伺う事ができました。
展示されていたのは2台、担当者に話を聞いたところハイパフォーマンスモデルとスタンダードモデルの2種類があるわけですが、どちらも好調な売行きとのことでした。当初の発売日を延期して6月24日に発売した件に関しては在庫をある程度確保して1ヶ月程度は売切れさせずに販売するつもりだったということです。
HP2133 mini-NotePC販売
<バッテリーの秘密>
HP2133のバッテリパックには残量表示機能があるんです。
HP2133ユーザの方、このようなバッテリ残量表示機能があるの知ってましたか?
ハイパフォーマンスモデルには2本のバッテリ(標準の3セルと長時間用の6セル)があるのですが、取り替える予定のバッテリの容量がパソコンを起動しなくても分かるので便利ですね。
HP2133の詳細については、ぜひ前回の新製品発表会の記事もお読みください。
・新製品発表会 レポートNo.1 / HPのUMPC HP2133 miniNotePC
・新製品発表会 レポートNo.2 / HP ミニノートPC HP2133Mini-NotePC
・新製品発表会 レポートNo.3 / HP 2133とSkin@HP
前回の新製品発表会で本体に跡が付くと指摘した液晶画面と本体とのスペーサとして画面の左右についているシリコンゴムの素材が変わっていました。細かい部分についても製品の改良のスピードが速いので驚きです。
ところで気になるHP2133の後継機ですが、秋冬モデルとしては大幅な仕様の変更はないようです。日本語キーボードモデルは発売するようなことを言われていましたが、CPUとかは当面VIA C7で行くようですね。
IntelのAtomを積むのではないかと思って誘導質問をしていた人も近くに居たので聞き耳を立てていたのですが。
あと気になるのは、HP@Skin 、自分で張り替えられるシールタイプの天板デザインフィルムがどのような形で発売されるかですね。
HP2133の製品の完成度についてはデザインなど概観、質感は高いレベルにあるのですが、バッテリの稼働時間が短い(標準2時間程度)、本体の放熱が凄いことに関しては課題と認識していることが分かりました。担当者に詳しくは聞けませんでしたが、未公開の製品ロードマップはかなり先まであるといわれていたので、技術開発や部材選びをきっとしていることでしょう。
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