品質とブランドイメージ | 特選街情報 NX-Station Blog

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 消費者は中国産農産物の安さに慣れてしまって、いざ国産の農産物を買おうとするものの高価格帯の商品には手が伸びず低価格帯の商品、当然のことながら低等級(低グレード)のクラスの商品しか売れずに困ったという話です。記事になっているのは、梅干の「紀州南高梅」。

 

売れても困る?紀州の梅 低級品ばかり…ブランドイメージに傷 (産経新聞2007年11月25日)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/105868

 

 このような話は梅干に限らず様々な商品で起きています。賞味期限や産地の偽装など消費者は食品に敏感になっている現状をうまくマーケティングに生かせないものでしょうか。

 

 インスタントコーヒーメーカーでは、ビンに1ランク上の商品サンプルを袋や小箱でつける方法で、消費者にアピールしています。同じような例としてはビールや発泡酒などのシールを集めるとプレミアム商品がもらえるというキャンペーンです。

 

 

 そこで、梅干だったらどうするかです。例えば、記事にあるC級品のパック梅干の中央にA級品の「おいしい梅干」サンプル付として違いをアピールしてはどうでしょうか? 商品に差別化できるほどの見た目や味、品質の違いがあるならば、農家から低級品を買い占めて駆逐しようとしなくても、高級品が売れるようになるはずです。まずは等級があること、等級別の商品ラインナップを認知させるべきでしょう。特にお金があるのに安いものを買い求める消費者に対してはマーケティングと広告宣伝の効果が現れやすいと思います。

 

 

 

 ところで、このような低級品ばかりが売れるという事例はパソコン業界でもありふれた光景です。

 

 

一時ほどの勢いはなくなったとはいえ、低価格パソコン・激安パソコンの出荷台数は台数ベースでは多いです。

パソコンの売行きランキングを見ても、シンプルパソコンやスタンダードモデルがランキング上位に来ています。

 

 どのようにして高級機にシフトさせていくかは、農産物の加工品だけでなく、製造業、メーカー、サービス業、共通の課題だと私は思います。

 

 

 

 

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