これまで入居者は
増えたり減ったりを繰り返していたが
ようやく最後の入居者が決まった
新築から1年と3カ月が過ぎた
3月末の出来事だった
私はようやく喜びを噛みしめていた
満室になる1カ月前
満室まであと1部屋ということで
管理会社にも熱が入っていた
満室にするというのは
営業にとっても一つの目標なのだろう
かなり積極的に
家賃についての提案があった
その熱に押され
私も減額に応じるしかなかったのだが
それから1カ月もたたないうちに
契約が決まっていた
あの時は 満室になったことを
お互いに喜び合った
アパート事業は
私のような素人一人ではとてもできない
周りで支えてくれる人がいるからこそ
できることだった
このときの私は
感謝の気持ちでいっぱいだった