この時期でも日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩はそろそろ秋の気配の空気になってきているような?気がします。
先日、恵那峡にフラッと行った時は渓谷の葉が色づき始めていました。標高が上がると21℃とかの表示も見かけました。そろそろしっかり装備に切り替えて単車転がす時期ですね。
さて、順延や中止が相次いでおります「キャンピングカーショー」が徐々に開催され始めておりますよ。
今週末は関東圏での久しぶりの開催、「東京キャンピングカーショーin幕張メッセ」が3日間、開催予定となっております。
聞いた話ですが、かなり地上波でキャンピングカーやクレアというワードを聞くことが多い、との事ですので、かなりのご来場が予想されます。
当然、状況によっては入場制限もあると思われますので、ご不安な方は翌週末、神奈川店・埼玉店で開催予定の「アンコールフェア」へのご来場でも良いかもしれませんね!
イベント会場ではエアコンや消費バッテリーがどのように充電されるのか、を実演することは難しいので、店舗だとその様な動き方が手に取るように感じることが出来ると思います!
是非是非、イベントもいいけどアンコールもよろしくお願いします~
ここからは題名とは全く関係のないお話です。
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最近キャンピングカーも[万が一の災害時]を考えてご検討される方が非常に多くなってきていると感じますが、その際にお問い合わせをよく頂くのが 「トイレ」の問題です。
自分がキャンピングカーのトイレを説明する際「アメリカ式」か「ヨーロッパ式」かで大別してご説明することが多いです。
アメリカ式というのは、車体下部にブラックタンクを固定している車両で見られる方式で、処理の際、ブラックタンクにセワホースを接続し、ダンプステーションに流し込んで処理完了、というものです。
なかなかここ日本のインフラではお目にかかる機会がほぼないダンプステーション、アメリカ式のトイレはアメ車以外でお目見えすること自体ありません。
ヨーロッパ式(日本のビルダーもほぼこれです)は、カセット式もしくはポータブル式を使用するタイプ。
車外からブラックタンクを引き抜き、それをダンプステーション・もしくは自宅にて処理するものです。ポータブル式は便座部分とブラックタンクが分離出来、上記同様の処理となります。
しかし。今までのトイレは須らく[水洗]となりますので、処理後に水野補充、防腐・洗浄効果のある薬液を入れる等、の手間もあります。
その上、ブラックタンクや便座部分等も定期的にグリスUPをする必要もありますし、当然劣化すると交換の必要もあります。
ただ、トイレが[存在する]という安心感がほしい、という方であればポータブルトイレでも十分でしょうが、ガンガン使うぜ!という方は今まではカセット式一択でした。
ここ最近、にわかに注目を集めているのが元来、災害時や介護のトイレとして活躍していた[ラップポン]。
個人的には値が張るだけで今までさして興味も実はなかった商品だったんですが、よくよく考えるとチョー便利なんですよね。

決定的なのが[水]を使う必要がない!これに尽きると思います。

サイズ的にもしっかりと自社車両のマルチルームには設置出来ますし、想像していたよりもコンパクトなのが第一印象。

この状態でマルチルームに入れて展開するだけ。
なにより、処理が非常に楽なのが魅力的です。ガッツリトイレを使う派の方は長期旅行となるとその処理の問題が出てきます。
水を汲み入れるのはもちろん、一番の問題はブラックタンクの処理です。当然受け入れてくれる施設を事前に探して行かなければならない手間も気苦労もあると思います。
しかし、このラップポン優れているのは水を使わない、という点だけではなく、ラップ処理されたモノは基本的に[おむつ]と同じ処理(つまり可燃ごみ)できるという点が最大のウリかもしれません。
※ 自治体の判断によっては処理方法が異なるので各自治体の指導に従い処理してください← 公式HPより抜粋
ランニングコストとしてはラップの購入が必要にはなりますが、カセット式もポータブル式も薬液のコストはかかります。
更にラップポン、当然設置型のものですので万が一の災害時に自宅でも使えますし、介護用トイレとしても当然使えます。
固定したままのカセットトイレにはやはり出来ない芸当ですね。
何をどこまで使うのか?という点が大前提ですので、何でもかんでも付いていればいい訳ではありません。使われる用途によってオプションは変わりますので、ご不明な点は営業マンにご相談くださいね!
ちなみに、100Vでも12Vでも別売バッテリーでも稼働可能となりますが、設置をお考えの方は100Vコンセントをマルチルームに入れておいたほうが良いですよ!
最近の推しトイレでした~!