
私はスマホ派!
……は、基本的にしないつもりだったんだ。
「清潔」と「安全」と「ネット」が確保されれば、なるべく安い宿がいい。半貧乏旅行者「なつむぎ」です。
今日はなげやり3割増し気分だよ。長い旅だと、自分の心のアップダウンをコントロールするのが大変だね。
ハバナでは、ネットがつながる宿はすっごく高いとこばかりだった。
なんで、ここではネットは我慢しようって考えていたんだな。
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久しぶりのブログネタだけど、今ボクが何で記事を更新してるかって言うと、一応「スマートフォン」です。携帯でも、PCでもないからね。
でも、実はスマートフォンじゃないんだな。こんなマシーン(TOSHIBA Dynabook AZ)です。

↑おバカマシーン@ホテル・サラトガ
いつも旅のお供に連れていっている6年くらい前のB5サイズのノートブックがもう寿命でね。
バッテリーなんてすっかりヘタッていて電源抜いた途端に画面が真っ黒だし、本体自体も微妙に歪んでいてヒビが入っていたりしてさ。
買い替えにお金かかるのやだな。でも海外でもメールしたいな。だけど高いのはダメだよ。やっぱり軽い方がいいな。なんてさんざん迷っているときに、アマゾンで2万円強で売っているノートブック型のマシーンを見つけちゃったのね。
OSがWindowsでもないしMacOSでもないし、スマートフォンでおなじみのandroidなんだ。
小さいし、軽いし、なにしろ安いし、スマートフォンと同じOSならばネットにつなぐのはお手の物だろうと思って、今回初お供をさせたワケだけど。
そしてもちろん、操作になれてないボクが悪いって言えばそうなのかもしれないけど……
とにかく、文章を書くのに手間がかかる。
一番、イラッとさせるのが漢字変換機能(FSKAREN)のバカさ加減なんだよね。
この漢字変換機能は、まともな漢字変換がまだできなかったスマートフォン初期の頃、非常に優秀って評価されたみたいだけどね。スマートフォンの小さなキーやソフトキーボードで日本語入力するのには適しているのかもしれないけれど、日頃、リアルなキーボード&ATOKを使っているのと比べると、変な順に予測してるんじゃないか?って感じがするんだな。
「あみーご」って入力すると一番最初に「鈴木亜美」が来るんだよ。先ずはカタカナにしてくれよ。
もう一つ困った大きなことが、タッチパッドの感度が異常に高いってことで、タッチパッドのタップがクリックと同じことになるんだけれど、もう触ってないのにちょっと手が近づこうものなら、どんどん勝手にクリックしちゃうんだ。
だから、予想もしない動きをしたり、うっかり消去されてしまったりする。
----- あんた。いま触ったでしょ。その手で、私のおしり触ったでしょ。えっ?触ってないですって? 開き直るつもりなのね。分かってるんだから。たとえ触ってないなくたって、触ろうかなって思ったんたでしょ。
みなさーん。この人、痴漢です。誰か警察に連絡して下さい。セーブしないままでいた長い文章を消しちゃって下さい!
って、痴漢扱いされたようなもんだよ。
書いても書いても消されてしまうから、こっちに来てからもうボクは8本くらい記事を書いているんだけど、全然アップできないよ。
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さてね。
ハバナ滞在中に、バスで6時間程の世界遺産の町トリニダー(Trinidad)に行こうと思って、民宿を予約してあったのね。
予約するとすぐに先方からメールが来て、バスがターミナルに着くとたくさんの客引きが群がって来て大変だよ。もう予約してありますって言っても、ボクはその家の家族だから案内するよとか、家族のふりをして自分の家に連れて行こうとする人もいるから気をつけてくれ。そんなことが書いてあった。
くれぐれも、地図と住所を頼りに間違わないで来てほしい、と。
ところが、何をぼんやりしていたのか、地図と住所のプリントアウトを持ってくるのを忘れてしまった。このままじゃトリニダーのバスターミナルで途方に暮れることになる。
そんな事情から、ハバナの5つ星ホテルの高いカフェで、高額なネット使用料を払ってインターネットにつないでいるってワケです。
予約した時のサイトをまた探して、地図を表示させて、プリントアウトの代わりにデジカメで画面を写して……
最初は高くてばからしいなんて思っていたけれど、「絵」さがしの途中にちょっと一息つくのにスッゴく居心地が良い場所で、ついつい来てしまうんだな。高いって言ったって、コーヒーが270円くらい。小さなクッキーがおまけについて来る。
最初の写真はそのカフェ、ハバナのホテル・サラトガに置かれた、おバカマシーンです。
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この使いにくいマシーンとは、なんとかもうオサラバしたい。
決心した!よし!1週間以内なんとかするぞ!
