片方の目ではもちろんブラジルを追いかけてます。
どっちにしても贔屓は「南」、南極までは行きたくないけどな。
「なつむぎ」です。
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さて、2011年最初に紹介する曲は、あぁ、もう40年も前のことになってしまったんだ。
1971年にブラジルの男性デュオ「Antonio Carlos & Jocafi」が大ヒットさせた「Você abusou」です。
タイトルは日本語で「おもちゃにしないで」とされたり、「わがままなあなた」とされたりと色々だけど、
リフレインで歌われる歌詞はこんな感じで、
♪ Você abusou, tirou partido de mim, abusou!
Tirou partido de mim, abusou!
Tirou partido de mim, abusou!
こんな感じに訳してみました。
♪ あなたはひど過ぎ わたしを利用したのよ ひどい
わたしを利用したんだから ひどいわ
もう一度言うけど ひどい
abusou の元の動詞 abusar は英語の abuse と語源は一緒で、まぁ、「濫用する」とか、「つけ込む」とか、そんな言葉だけど、ここでは「やり過ぎよ!」とか「ひどいわ!」ってな感じなのかなって思って。
ニュアンス合ってる?
日本では今ひとつ人気のない曲なんじゃないかなって気がするけれど、
素直なメロディで、案外ブラジル人はこんな曲に郷愁を感じたりするんじゃないだろか。
ボクも時々聴きかえすと、最初に聴いた時のこととかじんわりと想い出すなぁ。19歳の夏。
(最初のヒットの時じゃないからね。念のため)
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まずは、オリジナルの「アントニオ・カルロス&ジョカフィ」
●Antonio Carlos & Jocafi(ちょっと音が悪いところがあります)
そして、アシェーの女王「ダニエラ・メルクーリ」
●Daniela Mercury
最後に、フレンチジャズのピアニスト「Serge Delaite」
いったい彼は何人なのか、名前は何と発音するのか。とりあえず「セルジュ・デラート」
●Serge Delaite