1週間程前のことだったかな。TVで見たんだけど、
記者にインタビューされていたある政治家が「寝耳に水」って上手に言えなくて、
こんな感じになっちゃってた。
ネ・ニミニ... ネ... ネズミニ・ミミ
ふふふ。
ネズミに耳って、ミッキーマウスみたいな感じをイメージすれば、良いでしょうかね?
そう言えば友人に、
「江戸と喧嘩は火事の華」 とか、
「同じ飯の釜を食う」 とか、
言ってたヤツが居たって思い出したら、もうおかしくておかしくて。
*****
聞き慣れない外国人の名前は、この手の間違いを誘発しやすいんだって思う。
ジャイケル・マクソン とか キャライア・マリー とかね。
まだまだ、あるよ。
ノーベル文学賞作家 マルシア・ガルケス とか、
女たらしの貴族 ジョン・ドバンニ とか、
ドーピングの金メダリスト ジョン・ベンソン とか、
IOCの サラマンチ会長 とか。
あ、日本人でもあるかも。
なむろあみえ とか シガスカオ とか いわまのきよしろう とか 雷竜太 とか。
そして、ジョン・レノン夫人 オーコ・ヨノ とか。
ほら。もうあなたは、本当の名前がどっちだか分からない。
こういう言い間違いのことを、スプーナリズムって言うらしいです。
オックスフォード大学の学長を勤めた William Archibal Spooner (1844 – 1930) の名前から取られた言語学の用語なんだそうです。
スプーナー先生は、どうもこの手の言い間違いの名人だったようで。
こういうのって、ゴロが良いと間違ってる方をしっかり記憶しちゃったりして。
そうこうしている内に、もう日常はスプーナリズムだらけ、ってことになっちゃう。
家族みんなで ホイロ(もちろん ホイヤルロスト のこと)に行ったり、
時には奮発して トゥール・ジャルダン でフレンチを食べたり、
ぴんきらごぼう や とうもころし や にそみこみうどん を食べたり、
休日は熱川の ワナナバニ園 に行ったり 千葉に ひおしがり に行ったり、
ストレスの多い日々 ヘンタルメルス に気をつかったり、
ヒマを持てあまして 手持ちぶたさ だったり、
子供が水槽で おじゃまたくし を飼ったり、
新聞で ナンボジアカンミン や マンボンギョン号 のニュースを読んだり、
TVの大相撲では ヨップリガツ だったり、
タカネットじゃぱた でTVショッピングしたり、
人さがわせな やつだったり なついあつ だったり、
エレベスト に登ったり フェニミズム を論じたり、
急雲風を告げ たり 空気がどよん でたり。
ほらほら。
「シミュレーション」と「シュミレーション」 どっちが正解だか、わかるかな?
「なおざり」と「おざなり」 本当にその意味でいいですか?
*****
さて、本題。
ある政治家のお陰で、スネークマンショーのジャンキー大山を思い出しちゃった。
彼のトークは、スプーナリズムを使ったギャグの金字塔だと言えましょう。
おっと、お子様とお上品なご婦人は聞いてはいけません。
特に、回りに人がいる所で動画を再生してしまうと、あなたの品位を疑われる結果になるかも。
ちょっとさわりだけ文字にして置きますので、それでも良いという方だけ、どうぞお楽しみ下さい。
レディース アンド ジェントルマン
こなさん みんばんわ
ゆうこそ よらっしゃいました
あ~ 実はわたしは もうれつに
かんたまが きゆいのです
あ なぜかと言うと なんきんに いったのです

あの...
ボクが南京に行ったことがあるかないかについてですがね。
22歳の夏に、南京に行ったことがあります。
誤解無きよう。