
若い頃、恋は憧れに近いものだと思っていたけど、
今は、恋は物語を作る能力だって思っている。
若い頃から、ボクは自分の将来の夢の実現に、憧れに近いものを感じていたけれども、
すばらしい物語をつくる能力には、少し欠けていたみたいだな。
もし若い内にその事実に気付いていたら、って少し悔やむ。
架空の無敵アイテムを手にした子供みたいだったボク。
でも、まだこれから磨かれるものもあるかもしれないし、
気がつかないでいるだけで、ゆっくり磨かれていたものもあるかもしれない。
そう自分をなぐさめることもあるかもな。
その中には、磨かれた珠が、砂金の一粒がきっとあるって。
戻れぬ時の はかない記憶に 探しあてましょ 輝きを
おや? 川柳じゃなくて、都々逸になっちまった。しかも、恋の歌じゃなかった。
では、控えめな恋の歌を。
これからも 同じでいてよ これまでと

今日ボクは結婚記念日でね。50回目の。 ←ウソ!
でも、十分振り返って考えるだけの時間が過ぎたよ。