
暑い夏とかけまして
はい 暑い夏とかけまして
ハゲの仏陀と解く
ほほぅ ハゲの仏陀と解く はて、その心は
「け」の無い「ほとけさま」 → ほとさま → ホットサマー
なつむぎっちです。
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ども。
1週間程ブログ更新を休んだら、色々と「ととのう」かと思ってたのに、そうでもないね。
みんなはもっと上手にととのえてるんだろうなぁ。
この1週間何をしてたかって言うと、
髪の毛を切って(なにせ、切るほどあるものだから)、
ヒゲをそり落とそうか迷って、
道教のお寺にお参りに行ってました。
えぇ。残りの人生をキョンシー退治に捧げようと思いましてね。
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埼玉県にある「聖天宮」という寺院です。ちょっとした、海外旅行気分だったよ。
去年から一般の人も入れる様になったという本殿で、
3本の線香を捧げ、跪いての12回のおじぎをして、三清道祖さまにボクがお願いしたのは、
「あと5000日、しっかりと生きさせて下さい」
でした。
そして、お願いの後におみくじを引いてみると...
【蚓操】
みみずの生き方
みみずが、土を食い水を飲むだけで、それ以上のものを求めないように、
自分の分際、小さな生活のわくを守り、そこに甘んじること。
とありました。
孟子の言葉のようです。

蚓操(いんそう)って言葉自体、初めて知ったけど、
「蚓」とは「みみず」のこと、つまり「蚓操」とは、みみず程度の節操ということです。
いやはや、このメッセージをどう解釈したらいいんだろうか。
最寄りの、東武東上線若葉駅までのバスが、あと40分も待たないと来ないのを知って、
炎天下歩きながら、必死に考えちゃったよ。
くらくら来た。
「そういう小さな生活に甘んじなさい」ということだろうか。
それとも、「お前は小さな節操で満足してるよ、良くないよ」との戒めなのだろうか。
孟子の元の言葉は、こんならしい...
「若仲子者、蚓而後充其操者也」 仲子のごとき者は、蚓にして後その操を充たす者なり
仲子というのは、清廉潔白な人物として知られる陳仲子(ちんちゅうし)のこと。
彼は、兄の陳載(ちんさい)が斉の宰相になって贅沢な暮らしをしているのを不義と考え、
於陵というところで隠者の生活を送っています。
皆は陳仲子を賞賛するのですが、孟子はその仲子を嘲るのです。
「仲子のような人間は、みみずにでもならなければ、その節操を通すことができない」 と。
そんな小さな節操を守る事で良しとするんだったら、みみずにでもなりやがれ と。
孟子は、独り清潔な生活をしている陳仲子に対して、
もっと大きな価値観の中で生活を送ることこそが人間だ と。
つまり、ボクは「放浪の詩人」エンジンを稼働させても良いのだ と。
おや?
こんな解釈を、孟先生が認めてくれるかどうかは分からないけどね。
なにせ、炎天下の思考なんで。
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ボクは、ある年齢になったら、ある時期が来たら、それがいつなのかは分からないけど、
「その後の人生は生きているだけで儲けもの」
そんな気分で生きていたいと思っていた。
だけど、その時までには成し遂げなくちゃならないものが、あるだろうよ。
だから、思い切ってその時期を設定しちゃったワケです。
やらなくちゃならない事がわからないまま、泥縄的に生きるのは、もう今までで十分。
5000日後に死んじゃいたいってことじゃないよ。
その5000日後を目処に、ちゃんと努力しなくちゃね、ってこと。
その努力の後だったら、みみずの生活だっていいんじゃないかな。
みみずの生活だって、毎日を愉快に暮らせるんじゃないかってね。
まぁ、願いが聞き届けられたかどうかはわからないけど、
明日から、Ver.3.0.0 β での稼働を開始します。
決して彷徨うことを怖れません。
みなさん、バグを見つけたらご報告下さいね。

♪ キミとボクとが生まれなかった日 めでたい なんでもない日
おや? あなたも今日はなんでもない日ですか?
それは、なんともめでたい。