自分でも漢詩を詠むようになったように、
ラテンの国々に思いをはせながら、
いつのまにか自分のラテンを歌っている、
それが、日本人というものなんだなぁ。
どうも、時々マンボについて書かないと、
落ち着かない気分になっちゃうんで、
今日は、日本のマンボ3題です。
*****
●小顔マンボ・・・黒木瞳
元宝塚の大スターに歌わせるだから、もっとちゃんとしてて欲しかったけどね。
でも出だしの所なんて、歌謡マンボとして秀逸だと思う。
「どうですかお食事でも、いえドライブでも」のところあたりまでね。
スローになってからは、ちょっと間が持たない感があるかな。
ま、売れなかっただろうなぁ。この曲は。でも...
食事とドライブのオファーは、ボク的にはOKです。
●牛ちゃんマンボ
ヘリウムヴォイス(って、上手いネーミングだね)の女性活動弁士「山崎バニラ」の、
いわば「お宝映像」でしょうか?
狂牛病騒動で売れ行きが急落した牛肉の販売促進のために、
食肉業界によって企画されたキャンペーンソングだよ。
歌われなくたって、肉、食べますとも!
この曲が実は山崎バニラのデビュー曲で、当然すぐに廃盤でした。
でも、再発売されたらしいです。
彼女のブームが密かに到来しているのかも。
●トニー谷 さいざんす・マンボ
3曲聴くと、トニー谷のエンターテイナー振りがよく分かるね。
昔は、「ソロバン持った変な人」だったけど、
今は純粋に楽しめたりするね。
♪ それでもやっぱり、アイブラユー
