【す】 すみれの花咲く頃 --- 男前だよ人生は | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

清く 正しく 美しく」生きているつもりの「なつむぎ」です。

ども!

*****

一昨日のひな祭りの日、娘の高校の卒業式でしてた。

式で答辞を述べる生徒が、感情が高ぶって涙声になったりすると、
それが他の生徒や父兄に伝染して、
とても感動的だったのだそうです。

彼女の学校は女子校なもんで、
男子校のボクの卒業式よりも、
ずいぶんとウェットだったんだろうな~なんて、思ったりね。

また、その後クラス毎の先生とのお別れのミーティングで、
男の先生は彼女達を卒業させる感動で、号泣だって。

昔はね、
学校で先生をやるにしても女子校はやだな。やりにくそうだ。
なんて考えていたけど...

悪くないかも~

*****

で、女の子だけの学校って言うと真っ先に思いつくのが、
宝塚音楽学校でしょ。

大臣を輩出したこともある優秀校で、
なにを隠そう、ボクの飯の種になってるライセンスは建設大臣名で発行されたもので、
宝塚音楽学校卒業生、林寛子(扇千景)建設大臣の名前が記されています。
その免許証には、建設省の印鑑の隣に、宝塚音楽学校の校章と、
校訓「清く 正しく 美しく」が書かれているんですよ。

それを忠実に守っているんです。
なんてね。

どこからかが、ウソです。

*****

というワケで今日ご紹介するのは、
言わずと知れた宝塚歌劇団のテーマソングね。

「すみれの花咲く頃」

いい歌ですね。

元はドイツ映画の主題歌だったって、知ってました?

ドイツの作曲家フランツ・デーレの
「ライラックの花咲く頃(Wenn der weisse Flieder wieder blüht)」が、
後にシャンソン化されて、「白いライラック(Lilas blancs)」となり、
パリで歌われているその曲を耳にした宝塚歌劇団の演出家、白井鐵造が日本語詞をつけて、
日本の歌になったとのことですよ。

1930年のことです。

まずは日本語。クラシックの正統的な歌唱で。


●鮫島有美子(ソプラノ歌手)

そして、ドイツ語版。


●Max Raabe - Wenn der weisse Flieder wieder blüht 1995

ぐっとムードが変わって、フランス語版。


●DANIELLE VIDAL - Quand Refleuriront Les Lilas Blancs

*****

ボクは、この歌は一番有名なフレーズ、

♪ すみれの 花咲く頃
  初めて君を知りぬ
  君を思い 日ごと夜ごと
  悩みし あの日の頃


のところではなくて、

♪ 春すみれ 咲き 春を告げる
  春何ゆえ人は 汝(なれ)を待つ
  楽しく悩ましき 春の夢 甘き恋
  人の心 酔わす そは汝 すみれ咲く春


の部分が、とってもかっこいいって思うな。
男前の、宝塚のトップスターに、大見得を切った表情で唄われたら、
ぶるぶるくるんじゃないかな。

って、昔はそんなこと思いつきもしなかったけど。

だから、このサビの部分から入る唄い方がすきです。


●「すみれの花咲く頃」TCAスペシャル2007

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男役じゃなくて、娘役だったら、この2人が好き。

黒木瞳の歌唱力は、ちょっと「?」が付いちゃうかもなぁ。
でも、彼女の可愛さについては、隠し玉があるんだ。
後日、記事にするぞ!   → 記事にしました ●ここ

純名りさ ●ここ

黒木瞳  ●ここ