お年玉なら、今貰ってもうれしいかも ☆ | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

お年玉、何歳までもらってた? ブログネタ:お年玉、何歳までもらってた? 参加中

ブログネタ・ジョニーのことを、決して笑えません。
25歳までお年玉をもらっていた「なつむぎ」です。

だって、25歳の正月は、まだ無職だったんだも~ん!

って自慢することではないです。

*****

さて、ひさしぶりにタイの話題。

もう一昨年の事、
週に1度タイ語を教えてくれていたチェンマイの出身の留学生Yさんは、
自分は4分の3が中国系の血だと言っていた。

「じゃぁ、家では中国語も話すの?」 ←たどたどしいタイ語

「ぜんぜん。中国語わからないわ」 ←流暢なタイ語

どうも、タイ国の華人はタイへの同化が著しく、
彼女の名前も中国風のものではなくて、
一般のタイ人と同じように、ありがたく長いサンスクリット起源の名前でした。

それでも、自分が中国系だってことは、彼女のアイデンティティにとっては重要なことらしい。

「なつむぎさんは、何系なの?」

(えっ! 強いて言えば、縄文系?)

*****

さて、1月始めのレッスンの日、
お年玉気分になるようにと、月謝をポチ袋に入れて渡したのに、

「はい、なつむぎさん。日本の正月の習慣を教えて下さい」

「あ、あの... その、あまり美味しくない保存食中心の、特別な料理を食べて、
 お餅の入ったスープを飲んで、それから...
 仏教のお寺か、シントーの神社にお参りに行って...
 まぁ、あれやこれや...
 (ってか、いきなりレッスンかよ。ポチ袋に反応しろよ)

「では、Yさん。タイのお正月は、どんなですか?」 ←たどたどしいタイ語

「っていうかぁ。タイじゃ、正月が3回あるのよね~」 ←たぶんこんな感じのくだけたタイ語

「3回。え、何で?」 ←すでに日本語

ってな感じで、その後はポンポンと(日本語で)話は弾みました。

*****

その3回とは...

1回目は、いわゆる1月1日で、ピーマイ(ปีใหม่ グレゴリオ歴の1年の最初の日。

それから、中国正月のトゥルッチーン(ตรุษจีน 大体2月にあるらしい。

「トゥルッチーンは、中国系の人しか祝わないけどね」

そして、タイの旧正月のソンクラーン(สงกรานต์  4月13日から15日。

ソンクラーンは、街中で人々が水を掛け合う「水かけ祭り」として、
必ず日本でもTVで紹介されるよね。

これが、タイを代表する、夏、真っ盛りって感じのお正月の祭りらしいんだけど、

「ってかさ。タイは年中、夏じゃん」

「ちがうわよ。3つの季節があるのよ」

と、彼女の説明によると、一応、乾期、暑気、雨期の3つの季節があるらしいですよ。

「で、どの正月が一番一番楽しいの?」

「そうね~ やっぱり、中国正月ね」

「どうして?」

その理由は、お年玉を貰えるからなんだって。

大人になっても、結婚するまでは、お年玉を貰えるみたいで、
彼女のおばさんは、もう30近いのにまだお年玉をもらっているって言っていた。

「おばさんたら、まだ自分のことワイルン(วัยร่น)だって言うのよ~。変でしょ~」

彼女の言うには、自分は21歳で、十分にワイルンだけど、
30近いおばさんがワイルンは変なんだと。

でもさ、ワイルンが何か、分からなかったから~

*****

「ワイルン」ってのは、どうも若者って意味らしいけど...

ボクにとっては、21歳も30歳も、同じくらいに若いけどね。


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↑きっと彼女は、こんなポチ袋でお年玉を貰う。

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