
「パパのブログは、音楽の記事だとつまらないよね」と、娘に言われた「なつむぎ」です。
娘と共通する音楽のジャンルは、そうだなぁ... ミュージカルのサウンドトラックくらいかな。
彼女がツタヤで借りてきたCD、ちゃかりボクのジュークボックスの中に入れちまってます。
だもん、つまらないって言われてもしかたないな。
でも、面と向かってつまらないって言うか~?
「えぇ、えぇ。つまらなくて、申し訳ありませんでしたよ...」
っつーより、オマエも読んでたんかい!
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さて、こりもせずに音楽関連のブログネタで1記事かせいじゃいますが、
ボクのハートを、
いやハートではなく、どうせならコラソン(Coração:ポ / Corazón:西)と言って欲しいかな。
で、ボクのコラソンを音楽のジャンルで表すとしたら...
やっぱり、Bossa Nova か Salsa か Mambo か Cha Cha Cha か Merengue か。
ちょっと、ラテンを細かく分類しすぎかもしれないけどね。
音楽も、料理も、国民性も、女の子も、ラテン系が好きなのは、
ず~っと若いときからでした。
で、ラテン系が好きって言うと、
「なつむぎさんは、きっと陽気な人なのね~」なんて誤解をされてしまうんだけど、
あ、陰気だってことでもないと思うんだけど、
そのつまり、陽気な時もあるけど、憂うつな時もある。
ごく当たり前の、矛盾を抱えた人格だってことなんです。
ボクの好きなブラジルやラテン諸国の音楽の中に、
そういう複雑な心情を、ボクは読み取っちゃうんだけどね。
陽気と憂うつとのハイブリッド
高揚と怠惰とのハイブリッド
分別と無邪気のハイブリッド
そんな人間です。
だからいい歳をして「放浪の詩人」になりたいなんて言っちゃうワケだな。
これ、本気なんだよ。
ボクはここに居ても、心は居場所を定められずに世界をさまよっている。
つまり「放浪(流浪)の心=コラサォン・ヴァガブンド」です。
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あぁ、ようやくたどり着きました。
今日、紹介するのは、Coração Vagabundo
カエターノ・ヴェローゾが、ガル・コスタと共作のデビューアルバム「ドミンゴ」で、
デュエットで歌ってヒットした曲です。
●Cristina Motta の歌で
MEU CORAÇÃO NÃO SE CANSA
DE TER ESPERANÇA
DE UM DIA SER TUDO O QUE QUER
...
ボクの心は飽くことなく、
いつの日にかは、望みの通りの自分になれることを待ち望んでいる
...
ボクが好んで聴く曲の中では、ひときわメランコリーが際だってます。
