
プロフィールには、自分へのご褒美は「美しいレンズ」 なんて書いてあるけれどね。
実際には、ご褒美として自分になにかをするってことが、ボクにほとんどないんだな。
ってか、全然ないかも。
ある時、カウンセラーをやってる女性に、
「なつむぎさんは、自分に褒美を与えない性格なんですね」 って指摘されて、
妙に納得がいった。
けっして自分に厳しい生真面目な男ってわけじゃないんだよ。
だらしないところあるし、気弱なところあるし、腰抜けのときも、ビビリのときもあるんだけど、
時々? たまに? いや、まれに、うっかりするとしっかりしている。
そういう時に何かがうまく行ったとしても... 「うまく行って当然だったんだ」
って思ってしまうタイプです。
当然のことをしただけだもの、だから、当然ご褒美はなし。
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ってな感じで、自分で自分になかなかご褒美を与えられないタイプなんでね。
人からもらうご褒美は大好物です。
基本は、おだてられて伸びる性格なんですよ。 そこんとこよろしくね。
たとえば、
「私的には、なつむぎ君のやり方でベストだっと思うわ。結果もそれなりに出てるんじゃないの?」
なんて、日頃は表情のきつい女性の上司に褒められたりとか...(そういう上司いないけど)
「センスの問題だからな。わからないヤツにはわからないものだよ。お前の作品が、オレには群を抜いてるように見えたね。」
なんて、いつも、趣味の良さをうらやましく思ってる同僚から言われたりとか...(そういう同僚もいないけど)
「今日のなつっちは、どうしてだろ、ト・ク・ベ・ツ...」 なんて (以下省略)
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とにかく、おだてに弱いってのはある。
つい、その気になっちゃうんだよな。
この点については、間違いなくバカです。
2年ほど前...
「いや、なつむぎさんの歌声は、ボサノバに合ってますよ。
そう。ちょっと聴くと、あれ上手じゃないのかな? って感じの所に、
とってもボサノバに対する愛情が感じられる。
是非、次の発表会では歌いましょう!」
と、1回り年下のギターの先生におだてられて、
(というか、この表現で 「おだてられた」 気分になったボクもボクだけど...)
人前で Tristeza
を歌ったボク。 (カラオケさえ行かない人間なのに。)
その時のご褒美は...
自分の歌う姿は自分では見ないで済むという神の采配に気づいたことと、
しんみりと味わう酒の美味さ。
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ところが... その姿を動画で撮ってたヤツがいたんだよな。
う~ん! テクノロジーが憎い。
