今日は、埼玉県某市で打合せでした。
打合せの結果は「うんざり、げんなり」なものでしたが、
同行した仕事仲間のA君はひょうきんな人で、
ボクよりずっとネット生活にどっぷりの青年です。
彼から教わって、 「へぇ~!」 と思った話をちょっと紹介します。
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彼は、食品添加物とか、環境ホルモンとか、
そういう事に非常に問題意識を持ってるんだと前置きして...
「なつむぎさんは、DHMO(ディーエッチエムオー)って物質について、知ってますか?」
と尋ねて来ました。
初耳だったボクに彼が説明した内容は、(思い出される限り)以下の通り。
DHMOは、
1 酸性雨の主成分である。
2 皮膚に付着すると、強度のやけどの原因となりうる。
3 多くの材料の腐食の原因となる。
4 地球上の多くの場所で、大地の侵食を引き起こしている。
5 電気系統に対して悪影響を及ぼし、重大な事故の原因となる。
のだそうです。
ところが、その危険性にもかかわらず、
実際には様々な用途で、様々な場所で用いられているとのことでした。
こまった問題だと、彼は嘆いていました。
DHMOは、
1 溶媒、冷却材として工業用に多く用いられている。
2 消火、防火剤として用いられている。
3 医薬品開発のための残酷な動物実験に用いられている。
4 ジャンク・フードなどに代表される各種の食品に添加されている。
5 各国の原子力発電所で用いられている。
「なつむぎさん、どう思いますか?」
「そりゃ、危険だよなぁ... でも、そんなこわい物質なのに、名前を知らなかったよ。」
「えっ? なつむぎさんって、社会問題にはあまり関心がないんですね...」
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この、バカタレが!
と思った瞬間に、彼の種明かしがありました。
これ、もう10数年前に編み出されたジョーク(って言っていいのかな?)らしくてね...
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DHMO(Dihydrogen Monoxide)は、日本語に訳せば「一酸化二水素(いっさんかにすいそ)」。
1つの酸素原子と2つの水素原子との化合物で、
化学式 H2O
一般的には「水」と呼ばれる物質なんだって。
全然、気づかなかった... 彼の話し方が、うまかったからかな。
ネットの世界では、有名ですか?