
「大切に思う」
自分が心から好きな人に、自分の気持ちを、なるべく心をこめて伝えようとしたら、
きっと、こんな言い方になると思う。
まぁ、好きな度合いによっては、いろんな表現があると思うよ。
「嫌いじゃないね」
とか
「ん? いいんじゃない?」
とか
「仲良しだもんね」
とかね。
不器用ですから...
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さて、川島なお美さんが結婚されたそうで、めでたい限りなんですが、
(本当はどうでもいいんですけど)
なんだかインタビューの中で、
私は「エッチ」って言葉が嫌いだから、「アムール」って言う、
とか、発言していました。
さすが、身体がワインで出来てる方は、ちがいます。
ってかさ、「エッチ」と「アムール」って、意味違うじゃん。
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と、とりあえず、言いたい事だけいったところで、
このアムールなんですが、これ、フランス語の「amour」だよね。
イタリア語だと「amore」、スペイン語だと「amor」、英語だと「love」、ドイツ語だと「Liebe」。
あと、ポルトガル語、フィンランド語、オランダ語、クロアチア語... ま、どうでもいいけど。
日本語だと、「愛」と訳すことになっている。
日本にキリスト教の宣教師が初めて来たとき、
彼が何語を使う人だったかは知らないけれど、
この、ヨーロッパの言葉では確かに思える「愛」という概念をどうしたもんだろう、と悩んだそうです。
日本語で「愛」っていうと、当時はどうもエッチ系の方にイメージが膨らみがちだったとか。
あ、川島なお美といっしょです w
そこで彼は、「神の愛」とでも訳せそうな言葉を、「神の御大切」と訳したとか。
今でも、「愛」って言葉には、まだまだ翻訳臭がするのに比べて、
日本語の「大切」って言葉のイメージには、
実に「大切に思ってる」感じが出てるな。
って、説明になってないけどさ。
