【V】 La Violetera (美しき人よ) | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

La Violetera (スミレの花売り娘)」と聞いて、チャップリンの「街の灯」を思い出す人と、


美しき人よ」と聞いて、大貫妙子の澄んだ歌声とともに流された、

JR東日本のCM「その先の日本へ」を思い出す人と、


どちらが多いのだろうね。


あ、この前紹介した「My Favorite Things」 ●ここ もJR東海のCMで、

地方によっては流されてなかったなぁ。

もしかしたら、「その先の日本へ」も見たことない人の方が多いのかもしれない。


まずは、「街の灯」 ●ここ と「その先の日本へ」 ●ここ を見てみてください。


*****


街の灯」は、いまさら紹介するほどもない、有名な映画ですね。

You Tube で紹介したのはそのエンディングの部分。


ざくっとストーリーを紹介すると...


主人公の浮浪者のはある日、盲目の花売りの娘と出会い、そして彼女に一目ぼれする。


男は病気の彼女の為に働き、献身的に彼女を助けようとする。

ある日、娘を助けるためにお金を用意しようとするが、なにをしても上手くいかない。

男は知り合いの富豪から1,000ドルを借り彼女に渡すが、

その後行き違いがあって、1,000ドルを盗んだかどで警察に捕まってしまう。


刑務所から出た男は、目の治った花売りの娘と再会する。

娘は当初から勘違いをしていて、1,000ドルを自分に渡した恩人は、金持ちの紳士だと思い込んでいる。

まさかこの男が恩人だとは思いもよらない。


立ち去ろうとする浮浪者の男に哀れみを感じた彼女は花と小銭を手渡そうとすると...


男の手を握った娘は、この時、この男こそが恩人であることに気付くのだ。

*****


うっ、うっ、うっ


年齢とともに涙腺がだらしなくなってるボクは、これだけで泣いちゃいそうだな。


*****


この曲は、もともとスペイン人作曲家、ホセ・パディジャ・サンチェス(José Padilla Sanchez)

の作品で、タンゴで演奏されることも多いんですよね。ジリオラ・チンクェッティは、タンゴで歌います。


今日の You Tube は、 ●ここ  ですよ


1 Nana Mouskouri ナナ・ムスクーリ

  元祖、めがね歌手。アンジェラ・アキじゃ、ないからね。

  ギリシャ人の彼女は、今では祖国の国会議員です。


2 Gigliola Cinquetti ジリオラ・チンクェッティ

  イタリアの歌姫。日本にカンツォーネブームを巻き起こしました。


3 やっぱり透明感のある「大貫妙子」の歌が聴きたいという方は、こちら 大貫妙子 - Tchou (チャオ!) - 美しい人よ

  残念ながら、You Tube にはありませんでした。

  ちなみに「美しい人よ」では、訳詩も大貫妙子がつけてます。



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