「若いころ聴いていて、その後の音楽の好みを方向付けた3組のアーティストの1つ」
ってことで、
フィフス・ディメンション(The 5th Dimension)を紹介し、 ●ここ
マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)を紹介しました。 ●ここ
今日はようやく3番目のアーティストを紹介できます。
ボクは幸せ者でございます。
*****
さて、3番目のアーティストは、Sergio Mendes and Brasil '66 です。
ブラジル音楽を世界的に広げたセルジオ・メンデスの功績は、並々ならぬものがあります。
もともとは、クラシック・ピアノを習っていた彼ですが、
1950年代後半にジャズやボサノバの影響を受けて活躍するようになり、
1962年に「ヴォサ・リオ・セクステット」を結成。
このころの演奏もなかなか良いんだけど、
やっぱりブレークするのはアメリカに活動の場を移し、
1966年に「Sergio Mendes & Brasil '66」を発表してからですよね。
この中の「Mas Que Nada(マシュ・ケ・ナダ)」は世界的大ヒットになったし、
「フール・オン・ザ・ヒル」や「デイ・トリッパー」といったビートルズ・ナンバーの
ボサノバ風カバーも、とても気持ちの良い音楽に仕上がってました。
60年代のボサノバ・ブームをグイグイと牽引していたのが、
Sergio Mendes & Brasil '66 だったと言っていいと思う。
もちろんボクも、必死に聴いてました。
その後のボクが、
ボサノバの父 「アントニオ・カルロス・ジョビン」や、
ボサノバの神様 「ジョアン・ジルベルト」に行き着く前には、
ボサノバのエバンジェリスト 「セルジオ・メンデス」との出会いが、必要だった気がしてます。
*****
今日は、5曲も You Tube から持ってきてしまいました。
思いが深いんでね~
どうぞ楽しめる範囲で、楽しんでくださいね。
●Fool on the Hill
●Bim Bom
●Day Tripper
●Agua de Beber
●One Note Samba - Samba de uma Nota So
