
「何かを成し遂げた人のお言葉」ってのが軽く苦手です。
たまたまあるジャンルで成功した人が、
人生全体についての成功の極意をとくとくと語っちゃうのは、
好きじゃないです。
あぁ、そんな風に語らないでくれたらいいのに。
せっかく、すばらしい業績があるんだから。
って思うこともしばしばあります。
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そんな我が家のトイレには、
- 強く生きる言葉/岡本 太郎
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
こんな本があります。
もらいものです。
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苦手なタイプの芸術家の、苦手なタイプの本です。
全ページ、岡本太郎節炸裂です。
岡本太郎のお言葉のページの間に、ところどころ岡本太郎のポートレートがあります。
目をむいてこちらをにらんでます。
トイレの中で、「かんべんしてよぉ...」とつぶやきながら読んでます。
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でも、最後のページだけは、ちょっと心に残るんだな。
「僕」と題されたその文章は...
ぼくはきみの心のなかに実在している。
疑う必要はいっさいないさ。そうだろ。
岡本太郎と岡本敏子は、強い信頼感で結ばれていたんだろうな。
