
普段は、ジュースなんてあんまり飲まないんだけど、
(紅茶かビールだからね)
ビュッフェスタイルの食事のときは、
決まって、グレープフルーツジュースを飲む。
もちろん、嫌いだったら飲まないはずだから、嫌いじゃないんだろうけど、
特に好きな味でもないのになあ。
なんでかな? って考えているうちにふと思いついた。
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子供の頃、スーパーマーケットの店頭に始めてグレープフルーツが並び始めた頃、
値段がすごく高かった。
たぶん、1個300円くらい。
食べ方も、
1 包丁で半分に切る。(上下に)
2 外皮に沿って、果肉と薄皮との境目の部分に切れ目を入れる。(円形にぐるりと)
3 場合によっては、果肉を包む房の薄皮のところも、果肉との間に切れ目を入れる。(中心から放射状に)
4 フロストシュガーをかける。
5 (お好みに応じて)ブランデーなどを一さじかけると、なお美味。
なんて感じだったと思う。
包丁で切れ目を入れるのは、グレープフルーツをスプーンで食べるため。
フロストシュガーをかけるのは、当時の日本人には、酸味と苦味が強く感じられたのかも。
ブランデーをかけたりするのは、おしゃれ感を引き立たせるためかな?
球面の皮にそって切れ目を入れるための、専用の曲がったナイフなんかも家にあったなぁ。
グレープフルーツが、高級果物だったときの話です。
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親の世代にとってはバナナが高級品で、
入院でもして、お見舞いの品としてもらわなければ、食べられなかったらしい。
だからか、父は今もバナナを良く食べる。
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ってことは、ボクも子供の頃の高級フルーツに対する憧れが残ってるってわけ?
