おフランスにまつわる思い出 | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

去年の今頃のこと、東京に留学に来ていたチェンマイ出身のキュートなタイ人留学生にタイ語会話を習ってました。彼女が本国に帰ることになったとき、最後だから飲みに行こうってことになって、いろいろとタイ語、日本語について飲みながら盛り上がったわけです。


そんな時、


ねぇ、なんで、フランスには「お」をつけて言うことがあるの?」 と聞く彼女。


そりゃぁ、習慣の問題だな。もう慣れるしかないよ。


「お味噌」とは普通に言うけど、「お醤油」って言う人は少ないな、女性には多いかも、「おソース」に至っては、そんな表現をするのは上品なおばあさまって感じ?


「お茶」とはよく言うけど、「お紅茶」って言う人はかなり少ないし、「おコーヒー」はまずないよ。


これ、日本人の習慣だからなぁ。日本人は習慣的にフランスには「お」をつけるんだよ。


って、説明してあげました。


彼女はチェンマイ大学では日本語学科で、優等生で、源氏物語も読んだことがあるとか。


だもんで、ついでに、


あのさ、係り結びって知ってるでしょ? フランスにつく「お」は、係り結びでね、最後は「ざます」で終わらなくちゃいけないんだよ。なかなか大学じゃ教えてくれないだろうけどね。


たとえば、「このお紅茶は、おフランスの品物ざます。」って、感じ。


今じゃ、よほど教養のある人じゃないと、こういう言い回しはできないんだけどね。


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彼女が無事、日本語学科を卒業できますように 笑



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