タイ語初心者何人かと飲みに行ったときの話しです。
日本語起源のタイ語ってあるよね、
たとえば弁当とかさ(タイ語ではปิ่นโต ピントー)。
なんて話しから、
じゃぁタイ語起源の日本語とかあるのかな?
ということになった。
パクチーとか、ナムプラーとかは、トムヤムクンとか、
食材や料理の名前を出し切った頃、
一人が、 「ほら、○○○○って、日本語もタイ語も同じだよ」
「ちがうよ、○○○○は日本語じゃぁ、外ですることでしょ?」
(なんて... 相変わらず下ネタになってしまいました。ゴメンナサイ。)
てな感じでしばらく下ネタで盛り上がった。
と、
「カイより始めよ」って言葉があるじゃない?
「言い出しっぺから始めろ」「手近なところから始めろ」ってな意味の。
これタイ語起源じゃないのかなぁ。
と言い出したヤツがいた。
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ここで、タイ語について知らない人にちょっと補足すると、
英語のアルファベット、日本語のあいうえお(あるいは、いろは)の様に、
タイ語にも文字の順番があって(当然だけど)、
辞書なんかでは単語がその順番で載っている。
そのタイ語のアルファベットの一番最初の文字が「コーカイ」とよばれる文字で「ก」。
この文字は「k」の音を表す文字で「コー」と呼ぶのだけれど、
タイ語の場合、同じ発音を持つ文字が複数あるため、
それを区別するために、あさひの「あ」、いろはの「い」のように、
その文字のつく名詞をくっつけて文字を呼ぶことになっているですね。
「コーカイ」の「カイ」は、「ニワトリ」の意味。
つまり「ก」の名前は、「ニワトリのコー」となるわけです。
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タイ語教室はさておき...
彼の主張するには、タイ語の最初の文字である「コーカイ」から始めなさいという言い回しが、
日本語の「カイから始めよ」になったのだと。
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「おい、おい!」です。
「隗(かい)」は、中国は紀元前4世紀の末頃の燕(えん)の国昭王(しょうおう)に仕えた宰相の名前で、
彼にまつわるエピソードから「隗より始めよ」って言い回しが生まれているのですね。
って、皆さんご存知でした?
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「隗より始めよ」タイ語起源説を唱えた彼は、酔うといつも、
「ウ・ソ・ツ・キ」 で 「エロ」 笑
分かっててボケてるな。確信犯だ。
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P.S. ○○○○については、後日^^