
子供の頃、お盆の時期に祖父母の家に行くのが楽しみでした。
八ヶ岳の山すそにあるその村のあちこちに、ポツンポツンとあるお墓の墓石の上には、
たくさんのお菓子が供えられていて、
お盆が終わりを迎えるころ、子供たちはそのお菓子を自由に食べていいのです。
「お供えのお菓子を食べると虫歯にならない」なんて言い伝えもあって、
子供はわくわくしながらお墓めぐりをしたものです。
キャンディとか、せんべいとか、ビスケットだとか、ポケットの中にたくさんつめこんで、
そんなお菓子の中に大福があると、
祖父母の家に持ち帰って、てんぷらにしてもらうのです。
何日間か供えられていて固くなった大福も、てんぷらにするととても美味しかったんだよな。
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油とあんこは、とても相性がいい。
中華のデザート「芝麻球」、美味しいでしょ。
あ、こんど、コロモにゴマを入れて作ってみよう。大福のてんぷら。
- 中華ゴマ団子
- ¥913
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