スキー完全オフの飛び石連休でも家事はあります。
嫌でも役割として最低やらねばならんのは、生きてくための食事の用意。
お昼は富士宮焼きそば。
夜もやって来る。(눈‸눈)
昨日の晩は作り置きしていった副菜がまだいくつかあったので銀鮭を焼いて、以上。
今夜は何を作りましょう。
油が回ったら出し汁と、お酒とみりんとお砂糖と塩。
あとからお醤油入れて、弱火でコトコト。
途中で煮汁の味見。
普段はね、味見する事ってほとんどないんです。
勘で入れて、味見ナシという綱渡り。(笑)
まあ煮物の調味料の割合(黄金比?)は主婦歴が通算で(←笑)約35年の経験で大体決まってて、煮た材料から来る甘みをテキトーに考慮して増減すればよろし。
「今日のは甘かったね」「塩っぱかったー」な不安定でも許されるのが家庭料理。
今日は味見したよ。
ツルヤ贔屓だからか、この鶏は臭くない。
鶏の味が染みた大根も、皮を剥げば鶏も、私でも食べられそう。
味付けに麺つゆを使うと薄くても濃くても美味しい。
なのにこんな勘の量の調理は、分量が多くても少なくても(濃くても薄くても)無難に美味しく出来上がる万能な麺つゆよりも、実はずっと美味しいんです。
やっすい合成清酒に、やっすい醤油に、みりん風調味料なのにね。
食う口が安いからか。
大根の下茹でもそう。
時短で電子レンジでチンするより、鍋で15分も掛けて下茹でする方が段違いに美味しくなる。
茹で汁が米の研ぎ汁とかでなくただの真水でも。
全部を丁寧に時間を掛けるわけにもいかないよね。
遊びに行かせてもらう時に10品も作っていかなきゃいけない時ならいちいちそんな事やってられない。
便利で野菜が高値の時でも「こんなに安いの?」ってコスパが良い(けど風味が薄い)冷凍野菜も時には使うしね。
2人しかいないんだからスーパーのお惣菜やお弁当で済ませちゃう日ももちろんあります。
私は料理が嫌いだ。
メンドー。
それでも、こんな立派な大根を作ってくれた人がそれを我が家にって下さったその気持ちはとてもありがたい物です。
米のメシより思し召し。
物を貰うのは嬉しいけれど、それよりも「これをあなたにあげたい」の、その気持ちこそが嬉しい。
でしょ?
料理が嫌でもそこは自分に出来る限りでこの大きな大根を美味しく食べないと罰が当たります。
(鶏のモモ肉は夫の好物)
煮えました。
味が染みるのは冷めていく時なので、大根が柔らかくなったのを確認したら鍋のまま放置。
手抜きのレンチンで作った秋ナスの味噌煮と、季節外れのインゲンのベーコン炒めと、今夜のメインの鶏大根の晩ごはん。
ご馳走さまでした。