プラスノーが敷いてあるコースは雪だったら直滑降しても大丈夫なくらいの初級コースの緩斜面です。


「プラはコブより整地の方が危ない」って思ってるしそう言ってるし、実際に怪我する人が出るのは整地の方が多い。
転倒で打った胸を押えて動けないボーダーとか、手を突いて指を骨折して貧血を起こして立てないスキーヤー等々。


ワックスやエッジチューンでスピードを出してくフラットバーンと違って、スピードが出ないプラのコブで転倒してもせいぜい打撲や擦り傷程度だから。


コブもハイスピードで滑って激しく弾かれたら・・・。
全部自己責任ダヨ。
怪我はヤダ。(⁠눈⁠‸⁠눈⁠)
たとえ打撲や擦り傷でも、痛いのはイヤ。


リフト乗り場のスロープを降りた所の平地がまず魔物。
暑さでブラシのマットが膨張して波打ったりもする。


そこからスタートしたら、右側の高くなってるスタート台脇の狭い緩斜面も転ぶ人量産の魔物ゾーン。


スタート台が狭くなって左側の緩斜面が広くなったら魔物も消えたよ。ひらめき




リニューアルしたコースとコブのレポートはこれで以上。





初日、緊張しながらのスタート。
板をトップロッカーからキャンバーに変えたので、当然ながらグリップが良い。


夏も冬も同じブーツを履いてる事を、夏はブーツが傷むって理由で大井川さん(仮名)から度々非難されるんだけどね。
「えっ、同じブーツ?!信じらんない」って何十回も言ってくる。😂


ちなみに大井川さん(仮名)は「ブーツは何でも構わない、長靴でも大丈夫」だそう。(やってみろや😂😂)


駐車場ゲートが開くのを大井川さん(仮名)、カチャオ、その次の3番手で待ち、🅿からの8:30の開門待ちは先頭でした。
先頭で場内に入ってもいつもカチャオに歩きで追い越されます。
こちとら小走りなのに、歩くのが速いカチャに毎回負ける。💢


9:00からリフト運行開始。
「もう始まるよ、早く行きなよ」ってカチャ君に言ったくせに、久々の夏のホームでのお馴染みさん達との再会にお喋りばかりしていてなかなか滑りに行かなかった夏蜜柑さん。


初日の緊張もあったのよ〜。
コブが変わった事も「慣れるまで戸惑うかもしれない」ってグラサンから聞いてたことで、優しく変わってるのに行く前から怯えてね。ニコニコ


曇ってたので今年の夏で1番涼しかった日らしい。
蒸し暑さに「アチィ🥵」って言う度に「今日はこれでも涼しいんだよ」ってみんなに突っ込まれる。


雨(天然のワックス)の予報もあったし涼しいなら板は滑るだろうと踏んでワックスは塗ってない。
毎回シリコンのワックスマットを踏んでればどうにかなるかな、と。


やっとゲレンデに出て、リフト乗り場に板を置いてビンディングをカチン。気づき
「あダメだ、全然滑らん悲しい


🅿と2往復するのが面倒で車から出してないお手入れセット一式を取りに戻って、チューン小屋でワックス掛け。


小屋に置いてあるアイロンがスキー場の備品なのか誰かの私物なのか、私物持ち込みが増えてて分からんのです。
備品のアイロンを人に聞いて使う。


そんなこんなでやっとスタートしたのが9:45。
整地もコブもプルークでゆっくり降りる。
ずっとプルーク。
怖いから。😂


やがて上コブはパラったものの、上級コブの下コブはなかなかパラレルで行く勇気が出ない。


スタート地点に立って見下ろして、ここを平気で滑ってた去年の感覚を思い出す。




普通は雪のコブより危なくて怖いって思うものなんだって。
それを「雪のコブより怖くない」って思ってた時の事。
怖い雪のコブみたいに脚は震えては来ない。


「行けるよね?うん、行ける、ダイジョブ」
イメージを固めてパラレルでスタートしたら、何だぁ普通に滑れるじゃん。
何を怯えてたんだか。ニコニコ
身体は覚えてるもので・・・あ、あれ?💦


中盤を過ぎたら、どんどん加速していきます。
ヒィー。💦
振り落とされないよう乗ってるだけでゴール。
後半からは何にもやってなくて終わったよ。


あれだ。
コブの高さを低くしたので、そのためにスピードが出るのだ、と気付く。


自分から意図して速度を上げたわけでなく、上がってく速度にただ乗ってただけのノーコントロール。
これはイカンやつ。


自分がパラレルでここを滑れる事は判ったので(笑)、次は乗っかってるだけは絶対ダメ🙅🆖、ゴールまで制御しきって行くよ。


で、スタート。


わあッ!😲ハッ


スタート直後に、左ターンなのに右に弾き飛ばされてうずまき、コブ(ウェーブ)の高い方のブラシマットがめくれ上がってる所へ一直線。😱


ししし死ぬかと思ったァ!滝汗
「キャアッ」って女の子みたいな悲鳴あげちゃった。


逆回し(高い方を滑る逆ライン)やっててヨカッタ。
咄嗟に通れる所が見られました。
そのままコブに戻ってゴールまで。


何でスタートしてすぐにそっちへ弾かれたのか理由が分からん。ಠ⁠﹏⁠ಠ


ブラシがめくれ上がってる所へ板のトップから刺さって行きそうになった恐怖(=高い所からあわや前転昇天)を思い出して次のスタートを躊躇してると、そこに大井川さんがやって来ましたよ。


1個目で右に弾かれた大失敗を言うと大笑いされました。
🍊「終盤はスピード出ちゃうしさあ悲しい


深回りすればスピードは出ないし、むしろ止まっちゃうよ。
と、至極当たり前のアドバイス。
そう、当たり前の。🤣
すっかり忘れてたよ。


🍊「じゃあ先輩、お手本見せて」
大井川さん(仮名)に先に行ってもらいました。


前々回、前回と、度々のリニューアルでどんどんコブの高さが大きくなっていって、なので深回りすると止まってしまうから、これまでのリニューアルの理由のコンセプト通りに『裏側へ落としていく』事の方を多くやってたせいか深回りなんて頭から失くなってた。
(縦目に行く方が勝手にスピードは落ちるし実は楽で無難だった)


大井川さん(仮名)を後ろから見ながら、「でも深回りもやってなかったわけじゃないし、やれば出来るよねぇ?」と自分に問います。


雪のコブでも注意していた左手。
今夏のここでのテーマと決めて来た『ここを押さえる』と共に、左腕の構えと角付けと足の下をしっかり押さえての『決め(溜め)のポーズ』からの『ストックのリングの振り出し』は必ずだワタシよ。


⇒大丈夫だったあ。
制御下で滑れましたァ。
大井川さん(仮名)様様。🙏


『ここを押さえる』は、前の大きい(高い)コブだと難しかったの。
足下を踏み締めて押さえるとブレーキが掛かるから。
圧を抜かないでブレーキをどの局面でも使える事を覚えたいのに、それをやると次の山(ウェーブ)を登りきれなくなるという理不尽。


ここでレッスンをしている男性の先生(多分有名なスキーヤー)が、ストレッチング系の切り替えを使って『ここで押さえる』をやってましてね。


ピタッと閉じた美しい密脚に、止まってしまうほどブレーキが掛かっても板を滑らせるのが巧いからかなのか滑らかに円弧のターンで行きます。


私もねぇ、ストレッチングとベンディングとをきっちりと滑り分けできないといけないのは分かってる。
な〜んか中途半端だし、左右での屈伸のタイミングが違うのも自分で知ってる。
まあそこは追々。


それと、去年ここで教官から言われた「整地からコブが出来ていく過程を考えて、それをここのコブ(ウェーブ)でもやる」をずっと考えててね。
あの先生がやってる滑り方とは共通点があるんじゃなかろうかと。


コブが少し低くなったので、私にはやれなかった(やれる人はやれた)事を試せそうになったのは、私にとって絶好なわけです。


とりあえず初日はブラシの感覚に慣れて、慣れた事で各種を試してみるのは翌日への持ち越し。


”水曜日は朝寝坊して朝採りとうもろこしを買って近くを観光したり吉田のうどんを食べに行ったりして、直売所巡りしながら最後は佐久野沢のツルヤで〆て帰る案”はヤメ。ニコニコ


OさんにLINEして「明日行きます、一緒に滑りましょう」の返信をもらって大喜び。ヽ(=´▽`=)ノ


帰り際に翌日分のリフト券を裏技でゲットして(内緒🤫、合法です)、確信犯的なそれをカチャオに「ヒドい菩薩様だ🤣」と大笑いされつつ、ご機嫌で翌日を迎えます。


確信犯じゃあないのよぉ。
思った事を素直に言っちゃうだけなの。ニコニコ
O田さんのご好意に感謝。💕